◆だいやまーく記者コラム・タカ番24時

育成4年目の春、ようやくつかんだ支配下登録だった。緒方理貢外野手(25)は「うれしかった。やっとスタートラインに立っただけなので、これから一日一日頑張っていく」と強調。同じく支配下となった川村友斗外野手(24)、仲田慶介内野手(24)と喜びを分かち合った。

宮崎県出身。京都外大西高から駒大を経て入団した。一昨年は2軍で17盗塁を決めてウエスタン・リーグで初の盗塁王。ただ昨年は選手層が厚く、代走などの起用が多かった。川村、仲田は打席数が200を超えたが緒方は68。「一番苦しかった。2年目である程度の数字を残せた後の昨年の成績。正直、自分にがっかりした」と吐露する。

アピールの兆しは、昨秋のみやざきフェニックス・リーグ。1軍のクライマックスシリーズ(CS)の中継を見ながらバットを持ち、いろんな選手のコンパクトな打ち方を参考にし、練習で試して感覚をつかんだ。このリーグでは打率4割を超えた。

育成3年目を終え、再契約。「今年がラストだと思っている」。春季キャンプは2人とともにA組(1軍)を完走。オープン戦は14試合に出場し、打率3割3分3厘を記録。「常に2人が(支配下に)上がると思っていた。負けたくないし、結果を出せば自然と上がれると思って戦っていた」と打ち明ける。

何度もめげそうになった。「でも終わるのは簡単。それだけは絶対にしたくなかった」。127から57に背番号は変わったが、表情は変わらずたくましい。(浜口妙華)

• 「2024年が負けで終わったっていうのは歯がゆい」侍ジャパンの5番栗原陵矢が味わった2度目の悲哀と誓ったリベンジ【プレミア12】

  「2024年が負けで終わったっていうのは歯がゆい」侍ジャパンの5番栗原陵矢が味わった2度目の悲哀と誓ったリベンジ【プレミア12】

  2024年11月24日 23:49

• 「感謝を伝える場なので」ソフトバンク石川柊太、ファンフェスティバルに参加 国内FA権行使「今のところ進展は...」

  「感謝を伝える場なので」ソフトバンク石川柊太、ファンフェスティバルに参加 国内FA権行使「今のところ進展は...」

  2024年11月24日 18:04

• 「キャッチャーとしてすごくうれしい」ソフトバンク甲斐拓也、FA獲得に乗り出す巨人の阿部慎之助監督からのラブコールに感謝 パレードでは残留望む声も

  「キャッチャーとしてすごくうれしい」ソフトバンク甲斐拓也、FA獲得に乗り出す巨人の阿部慎之助監督からのラブコールに感謝 パレードでは残留望む声も

  2024年11月24日 18:00

• 【11.24パレード&ファンフェスティバル2024】おタカらギャラリー

  【11.24パレード&ファンフェスティバル2024】おタカらギャラリー

  2024年11月24日 17:55

濱口 妙華

現在記事はありません。