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西武の長谷川信哉内野手(21)が27日、「坂本流」での打率向上を誓った。外野のスタメン定着を目指す成長株は那覇市で坂本勇人(巨人)らと約3週間の自主トレを行い、現役最多の通算2321安打の好打者から右足の使い方を学んだ。

育成出身で2022年に支配下登録され、3年目の昨季は自己最多の58試合に出場して打率2割2分2厘。「一気にレギュラーを取るには、最低でも2割8分ぐらいは打たないと」。安定性を欠く自身の課題はしっかりと理解している。

昨季はプロ初のサヨナラ弾など4本塁打を放ったものの、「体が前に流れる癖があり、変化球に手が出てしまう」と自己分析する。昨年から師事する坂本からは、ゴロを捕球して投げる際の体重移動が打撃に通じると教わって実践している。

「ずっと右足に体重が乗っているイメージ。踏ん張ることを意識したい」。埼玉県所沢市の球団施設で約1時間のマシン打撃などを行った27日は、所沢移転1年目の1979年のキャップをかぶって練習。「原点回帰。強いライオンズを取り戻す」。春季キャンプはA班(1軍)スタート。まずは混戦の外野争いを制する。(末継智章)

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末継 智章

末継 智章

記者

1978年生まれ。福岡市出身。 2006年から運動部で、主にサッカーや五輪競技を取材。 4年間の東京支社勤務では西武も担当した。2024年夏に本社へ復帰し、アビスパ福岡担当。 自称社内一の巨漢で柔道やラグビーをしていたのか聞かれがちですが、小、中、高とバスケ一筋でした。

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