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だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク2―7DeNA(30日、宮崎アイビー)

ソフトバンクの育成3年目、緒方理貢内野手(25)が4試合連続マルチ安打と好調だ。この日は「1番中堅」でスタメン出場し、3安打の猛打賞だった。

まずは初回、真っすぐを中前に運ぶと俊足を生かして二塁打とした。5、8回には左前打。小久保裕紀監督は「バッティングと守備の送球もそう。だいぶ良くなってきているので、ちょっと面白い。足も速いし」と評価した。

昨季は2軍で68試合に出場し、打率2割5分9厘。17盗塁してウエスタン・リーグで初の盗塁王に輝いた。しかし今季は50試合で打率は1割4分だった。「結果を出さないと試合に出られないのが分かった」

140キロ後半の真っすぐを捉えるようにするため、打ち方を変えた。きっかけになったのは、ソフトバンクとロッテのクライマックスシリーズ(CS)。試合を見ながらバットを持ち、いろんな選手を見つめながら、コンパクトな打ち方の参考にした。そして、次の日のフェニックス・リーグの練習で試し、感触をつかんだ。

このリーグは14試合に出場し、打率4割4分2厘。「今のスイングを続けて、小久保さんの前で結果が出たことはよかった」。その上で「キャンプはもっと大事になってくる。これを続けていくしかない」とさらに気を引き締めた。

(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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