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だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク2―7DeNA(30日、宮崎アイビー)

ソフトバンクの育成2年目、井崎燦志郎投手(19)がフェニックス・リーグで初登板した。3回から2番手として登場し、3回48球を投げて3安打2失点だった。

3回、先頭打者を遊ゴロに打ち取ると、相手の4、5番を二者連続空振り三振。「先頭打者を打ち取って少し楽になった。割と思った通りに投げたような感じだった」。4回も三者凡退。5回は2死三塁から2本の安打を許して2点を献上した。「3、4軍だったら、思ったところに投げたら抑えていたのに、2軍の打者は詰まってもヒットゾーンに飛ぶ。もう少し高い意識を持たないといけないと感じた」と反省が口を突いた。

この日投げたのは、真っすぐとフォークだけ。最速は自己最速タイの153キロだった。小久保裕紀監督は「今日は井崎にびっくりした。あんな球を投げると思わなかった。高卒2年目。よかったと思う」とたたえた。

2年目にして2軍の舞台にたどり着いた井崎。「1年前の自分だったら考えられない場所で投げた。ずっと3、4軍かなと思っていたので、1試合でも呼んでもらえたのが本当にうれしい。点は取られたけれど、納得がいく球を投げて打たれたので課題も見えた。四球などの自滅じゃなかったので、収穫があった」と口にした。

まだまだ1、2軍の投手と同じレベルに達していない自覚はある。「来年は3年目、勝負の年。まずはここ(2軍)でたくさん投げられるように、キャンプ、自主トレと練習していく」。成長著しい右腕がたくましく語った。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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