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だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク4―3巨人(28日、宮崎アイビー)

ソフトバンクの育成、小林珠維投手(22)が2軍戦初登板した。1点リードの9回に5番手で登板。1イニングを1安打無失点に抑え「マウンドが合わずに苦戦していた中抑えられて良かった」と汗を拭った。

先頭打者に左前打を許し、犠打で1死二塁。一打同点のピンチで真っすぐで見逃し三振を奪うと、球場のスコアボードには161キロの球速が表示された。観客がどよめいたが「見ていなかった」と苦笑い。その後四球で走者をためたが、後続を切った。球団計測によると、この日の最速は自己最速に1キロ迫る152キロだった。

今季から二刀流に取り組んでいる。北海道・東海大札幌高では投手で最速151キロをマーク。打撃では高校通算37本塁打。プロでは3年目の昨季まで野手一本で勝負したが、オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約している。

小久保裕紀監督は「(小林)珠維は野手しか知らないので、投手は初めて見た。(3軍遠征先の)韓国でもほとんど抑えていたと聞いていたので、なるほどなと。まっすぐの出力があんなに高いと思わなかった」と目を見張った。さらに「(真っすぐは)151か152キロ出て、常時148か149キロ出るらしいので、ピッチャーの方が面白いと思う。球団がどう考えてるか知らないけど、聞かれたら『ピッチャーで』と答える」と評価していた。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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