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だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク3―1西武(22日、南郷)

ソフトバンクの育成2年目、川村友斗外野手(24)が2軍戦で初の4番に座った。「びっくりした。恥ずかしいバッティングはしたくないな」と〝主砲〟の自覚を持って試合に臨んだ。

2回の鋭い打球は右翼へのライナーに。1点ビハインドの4回1死一、三塁、きっちりと中犠飛を決めて同点に追いついた。「引っかけてゴロを打ちたくないと思ったので、しっかりフライを打ちにいけた。ヒットは出ていないけど、最低限の仕事はできた」と振り返った。

今季は2軍戦で68試合に出場し、6本塁打、打率2割6分。存在感を示した。「引っ張りの打球が多かったので、逆方向に打球を打つ練習に取り組んでいる」とさらなるレベルアップをはかっていた。

27日からプエルトリコで開催するウインターリーグに初めて参加する。小久保裕紀監督は「ある程度(打撃の)形が見つかっているので、それを向こうでもっと固めて帰ってきてほしい。センター中心に打てるようになってきているけど、確率を上げることが大切。それは実戦でやるしかない。昨年は3Aに近い投手が来ていたという話を聞いたので、そこを打てれば自信になる。あとは異文化に触れることも大事」と期待を込める。

「いい経験をさせてもらえるのはありがたい。逆方向のバッティングは課題なので、真ん中外よりの球をしっかり打てるように頑張りたい」。具体的な目標を持った武者修行で、ひとまわり大きくなって帰ってくる。

(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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