◆だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク2―15日本ハム ※(注記)7回で終了の特別ルール(17日、生目第二)

ソフトバンク投手陣が13安打を浴びた。育成ドラフト10位ルーキー前田は2回まで三者凡退だったが、3回に3失点。5回には2死から3連続四球で降板した。計7失点だった。「ツーアウトランナーなしからフォアボールだったのでもったいない。暑くて、ちょっとバテている感じに見えた」と小久保2軍監督は語った。

2番手で登板した育成3年目の佐藤宏もソロ本塁打を含む3安打を許すなどして、日本ハム打線を食い止めることはできなかった。14日の同カード(都城)後のシート打撃では好投していただけに、小久保2軍監督は「真っすぐの力あってもファウルが取れない(打たれてしまう)」と指摘した。

打線は日本ハム先発の金村に5回までわずか2安打。6回にようやく2点を返した。「彼(金村)も4、9月に1軍で投げている投手なので。3回り目でちょっと球威が落ちたときぐらいしか捕まえることができないのが現状」と小久保2軍監督は分析。この日の〝監督〟はドラフト6位ルーキーの吉田が務めていたが、一方的な試合展開になり、途中から解除した。指揮官は試合後の練習で打撃投手を務め、選手たちに157球を投げ込んだ。

1軍は16日のクライマックスシリーズ(CS)のロッテ戦。延長10回に3点を入れ、その裏に4点を取られてサヨナラ負けし、今季の戦いが終わった。新監督就任が決定的な小久保2軍監督は「昨日はもう勝ったと思って寝ようと思った。でも、何かすごい試合だった。僕も結構な試合やってきたけど、あんまり記憶にないぐらいの試合だった」と語った。(浜口妙華)

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濱口 妙華

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