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だいやまーくみやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク0―4日本ハム (注記)6回まで(14日、都城)

ソフトバンクの育成2年目、川村友斗外野手(24)が〝監督〟を務めた。選手の状況判断力などを高める秋ならでは取り組みで、10日の海野に続いての任命となった。

川村は小久保裕紀2軍監督のそばに座り、試合を見つめた。6回、先頭打者の緒方が左前打で出塁し、次打者の増田に犠打のサイン。見事成功し、好機を広げた。「僕は1球ごとに、次ボールだったら待てとか、そういうサインを考えていたけど、監督はこれでもし打ってヒットだったらどうするとか、これでもしつないだら次はどうするとか、何パターンも考えていた。いい経験ができた」と初めて〝監督〟を務めた感想を語った。

小久保2軍監督は「(川村は)『ザ・いい人』じゃないですか。優しい感じの。でも、遠慮せずに言っていた。最後に回っては来なかったけど、2死満塁で海野の打席の所で(渡辺)陸が代打に行くとか考えていた」と明かした。

川村は「監督をしてみると、打ってほしいなとか、ナイスバッティングとか、そういうことがすごく見えた」と語った上で「試合に出たり、レギュラーを取ったりするのは、監督が使いやすい選手になるのが一番必要だと思った」とうなずいた。指揮官の気持ちを感じ取れ、次はバットで結果を出す。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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