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だいやまーくソフトバンク3―2西武(19日、ペイペイドーム)

鮮やかな逆転劇で流れを引き寄せた。ソフトバンクは1点を追う5回、中村晃の中前打、今宮の犠打で1死二塁とすると、今季3度目の先発マスクの谷川原が「今宮さんが送ってくれたので何とか打たないと」とシンカーを左中間に運び、同点二塁打とした。続く三森の右前打で一、三塁。牧原大のセーフティースクイズで谷川原が生還して勝ち越した。

西武先発は2日の前回対戦で2安打完封を許した与座。苦汁をなめた相手に対し、今回は甲斐が18日の試合で死球を受けたこともあって、スタメンに左打者を8人並べた。牧原大のセーフティースクイズについて、藤本監督は「どうしても逆転したかったので、そういう作戦をさせてもらった」と明かした。

1軍では約1カ月ぶりに先発した板東も力投。四回に中村とペイトンに2者連続本塁打を許したが、6回3安打2失点にまとめ、自己最多の4勝目。「久しぶりに(谷川原と)組んだが、いろんな球種を使ってくれた。(2者連続本塁打の後は)切り替えて投げることができた」と語った。

対戦成績で5連敗中だった西武に18日は石川の無安打無得点試合などで完勝し、今回は競り合いを制して連勝。4カードぶりの勝ち越しを決めた。「この接戦をものにしたのは大きい。明日につながる」と藤本監督。ここに来て歯車がかみ合ってきた。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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