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「9回が一番難しいから」西武松井監督、2戦連続で救援失敗のクローザー増田達至かばう 配置転換は否定
2023年08月15日 23:02(Updated:2023年08月15日 23:13)
◆だいやまーく西武3―5楽天(15日・ベルーナドーム)
まさかの逆転負け。それまでお祭り騒ぎだった本拠地のベルーナドームの西武ファンが一瞬で凍りついた。
1―2と勝ち越された直後の8回、外崎の同点二塁打の直後、中村が40歳のバースデーを自ら祝福するような適時二塁打を左中間に放った。場内は割れんばかりの大歓声に包まれる。3―2と勝ち越し、だれもが「不惑打者」の記念日の勝利を確信していた。
しかし、9回、クローザー増田が楽天打線を抑えられない。2安打などで2死二、三塁で迎えた3番小郷。バットを2度折るなど球威で勝りながら、カウント2―2からの7球目の速球がど真ん中へ。打球は前進守備の中堅・西川の頭上を超える逆転の決勝三塁打に。中村の打球に歓喜したスタンドが、わずか十数分後に悲鳴に変わった。
12日のロッテ戦(ZOZOマリン)のサヨナラ負けに続く、増田の手痛い救援失敗。松井監督は「マス(増田)はボール自体は悪くなかった。前回(12日)もやられたけど、9回が一番難しいところですからね」と頼みのクローザーをかばい、配置転換について問われると「今の段階ではそういうことは思っていない。またいくときにはしっかり準備してほしい」と語った。
背中を追う4位楽天とのカード初戦を落として3連敗。ゲーム差は4と広がった。16日は今季、楽天から4勝を挙げ、対戦防御率0・00を守っている「楽天キラー」の今井が先発登板する。「持っているものを出してほしい。それだけ」と松井監督。7月の月間MVP右腕に連敗脱出を託すしかない。(安田栄治)
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記者
1961年、静岡県磐田市生まれ。 甲子園大会出場を夢見て幼少のころから野球に打ち込むも実現できず、ならば甲子園大会の生を知りたいと新聞記者に。 読売新聞中部本社では中日ドラゴンズ、高校野球などを担当。1994年に中日新聞社(東京新聞)に移籍し、大相撲、ゴルフ、Jリーグ、アマチュアスポーツを担当。 1998年長野五輪、2000年シドニー五輪を現地取材した。 趣味のゴルフで力士や親方らと腕前を競い、プロゴルファーに手ほどきを受けたが一向に上達せず、最近は100を切るのがやっとで月2ほどのラウンドを楽しんでいる。 2022年に東京新聞を退社。同6月から西日本新聞社でプロ野球や高校スポーツなどを取材している。
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