[フレーム]

西スポWEB otto!

「おっ!」でつながる地元密着の
スポーツ応援メディア

だいやまーくロッテ5―2ソフトバンク(22日、ZOZOマリン)

球宴明けでも悪い流れが止まらない。ロッテより1本だけ少ない9安打ながら、好機であと1本が出ずに2得点。福岡移転前の1985年(1分けを挟む)以来38年ぶりとなる10連敗で、引き分けなしでは球団初の屈辱だ。「塁はにぎわせているけど、あと1本がなかなかね」。藤本監督は9戦連続2得点以下に抑えられた攻撃陣を嘆いた。

3点を追う4回、牧原大の左犠飛で1点返したが、さらに1死一、二塁のチャンスで栗原が遊ゴロ併殺打。5回には1死満塁で三森が投ゴロ併殺打に倒れた。三森の適時打で1点返した8回は、なお1死一、二塁で柳田、牧原大が凡退。藤本監督は「得点圏に(走者が)おるときに積極的にいってくれればいいんやけど。追い込まれる形になる」と打線に苦い表情を浮かべた。

意気消沈した打線の中で、この日1軍初昇格して即初先発したドラフト3位ルーキー生海の積極性は数少ない光明だ。2回のプロ初打席で初球を振り抜き三邪飛。それでもめげずに5回の第2打席では1ストライクからの2球目を捉えて右前へプロ初安打を放った。

「消極的にしちゃいけない、ガツガツいこうと思った」と大型連敗のショックを感じさせなかった23歳。「先に点を取れれば投手は楽になる。長いトンネルを早く抜けましょう」と顔を上げた藤本監督とチームにとっても希望の光となるか。(末継智章)

おすすめ関連記事

Related otto!

関連otto!

<< 2024年11月 >>
27
28
29
30
31
01
23
26
27
28
29
30

末継 智章

末継 智章

記者

1978年生まれ。福岡市出身。 2006年から運動部で、主にサッカーや五輪競技を取材。 4年間の東京支社勤務では西武も担当した。2024年夏に本社へ復帰し、アビスパ福岡担当。 自称社内一の巨漢で柔道やラグビーをしていたのか聞かれがちですが、小、中、高とバスケ一筋でした。

Recent Articles

最近のotto!

現在記事はありません。

Access Ranking TOP5

アクセスランキング

  1. 決勝〝前哨戦〟台湾戦に勝利も、侍ジャパンの西武・古賀悠斗の表情が晴れない理由【プレミア12】

  2. 人気歌手に似てる!? 美女レスラー公開の「若い頃の母」に反響続々「確かに似てる」「どちらも美人」「双子みたい」

  3. ソフトバンク、5年ぶりの優勝パレード 甲斐拓也、和田毅さんら選手乗せたオープンカーに福岡市の沿道が沸く

  4. 福岡のご当地〝お土産〟卓球界エースが来日フランス選手に贈ったプレゼントが話題

  5. 「もちろん一緒にやりたい」「悔いのない決断を」 ソフトバンク近藤健介がFA権行使の2人に言及

  1. ソフトバンク、Rマルティネスの獲得見送りへ NPB通算166セーブの守護神 中日との契約満了で獲得調査進めるも総合的判断

  2. 「いい3コマ漫画を見た」大谷MVP発表の瞬間デコピンが...驚きの展開にファン爆笑「面白すぎる」「コント」「表情が実によい」

  3. 巨人がソフトバンクの総額10億円以上を上回る条件提示 国内FA権行使の甲斐拓也が交渉認める 一騎打ちへ

  4. 「残念ながら卒業になります」 ソフトバンク城島健司氏がCBO就任会見でレギュラー番組の降板を明言 「12年も続いてやめるのは残念でありますけど」

  5. 「勘弁して!かわいすぎ笑」柳田悠岐〝本気のコスプレ〟にホークスファン大爆笑「まじで誰笑」「オーラ隠しきれてないです」

  1. 父はプロ野球大物監督、28歳タレントがゴルファー夫と〝初共演〟ショット

  2. 世界一翌日、MVP男の行動に大反響 息子の手を引き向かった先は... ファン「父としてもMVP」「世界一のパパ...涙でる」「最強で最高の男」

  3. 「前妻との息子2人が遊びに...」ダルビッシュの7人子だくさんパーカーが話題に「前の奥様も今の奥様も素敵」「ママ、粋なことされますね」

  4. 真美子さんも着た! 〝ドジャース夫人会〟衣装一般発売開始にSNS「最高の広告塔」「商売上手」「毎回違うの着てたもんね」

  5. ほろ酔いDeNA石井コーチのスピーチが〝泣ける〟と話題に「すべての野球人が聞くべき」「騒いでた選手もちゃんと聞いてる」「居酒屋のおじちゃんだけどいいスピーチ」

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /