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だいやまーく西武0―3ロッテ(11日、ベルーナドーム)

レオ打線が先発平良を援護できなかった。5回までに毎回の8安打を放ちながら無得点。2〜5回に4イニング続けて得点圏に走者を置きながら、今季4度目の零封負けだ。「あと1本っていうのがもちろんあるとは思うけど、前を向いて切り替えてね」。今季初の同一カード3連敗にも松井監督は顔を上げた。

2回に今季ノーアーチの山川が左前打で出塁、愛斗も左前打でつないで無死一、二塁としたが、若林がバントを決められず中飛。古賀と児玉が連続三振に倒れた。3回には今季初めて1番に座った長谷川が中前打で出塁しながら盗塁死。直後にマキノンと外崎の連打で1死一、二塁としたが、中村と山川が凡退した。

足を絡めた攻めや小技がはまらず、6回2失点と粘った平良に初めて黒星がついた。松井監督は「(若林の)送りバントは送れそうでなかなか難しい。切り替えて打たせたことに関してはこちらの責任」と受け止め、長谷川には「いい勉強になると思う。かと言って積極性を失わないように」と求めた。

一発で流れを変えられる山川が開幕から62打席ノーアーチと苦悩していることもあり、打線のつながりが勝利には欠かせない。今季最多の借金3にも松井監督は「一つのことで流れは変わる」とナインを信じた。(末継智章)

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末継 智章

末継 智章

記者

1978年生まれ。福岡市出身。 2006年から運動部で、主にサッカーや五輪競技を取材。 4年間の東京支社勤務では西武も担当した。2024年夏に本社へ復帰し、アビスパ福岡担当。 自称社内一の巨漢で柔道やラグビーをしていたのか聞かれがちですが、小、中、高とバスケ一筋でした。

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