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だいやまーく記者コラム・タカ番24時

堅実な守備に加え、打撃に力強さも加わった。ソフトバンク育成4年目の勝連大稀(かつれん・はるき)内野手(22)だ。支配下登録へ「打撃でも守備でも全てアピールしていく」と力強い。

1年目から2軍戦を経験。主に守備固めで出場した昨季は2軍戦45試合で打率1割1分9厘。引っ張り気味の打球が多く、昨秋キャンプから逆方向へ強い球を打つ練習に重点的に取り組んだ。打撃のポイントを後ろにし、バットを振り込んだ。「高めには手を出さず、見極めもできている」。今季は既に25試合に出場して打率2割9分3厘。手応えは結果に出た。

支配下登録への強い思いの陰に、球友の存在がある。3月31日の2軍オリックス戦。相手先発は中学時代の硬式クラブと沖縄・興南高でチームメートの宮城大弥投手(21)だった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を経験して調整登板をした同学年左腕の姿は「オーラというか、打たれそうにない感じがした」と輝いて見えた。

宮城とプロで試合をするのは2度目。だがこの日の勝連は代走のみで、まだ打席での対決はない。その夜、無料通信アプリLINE(ライン)にメッセージが届いた。「打席立てよ」―。誰よりも対戦を望む気持ちが抑えきれず、こう宣言した。

「1軍行くわ」

「待っとくからよ。けがだけはするなよ」。宮城の返信でさらに決意を強くした。「大弥の存在は励みになる」。晴れ舞台での対戦へ。汗びっしょりの表情に険しさが増した。(浜口妙華)

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濱口 妙華

濱口 妙華

記者

福岡県八女市出身。 佐賀総局や熊本総局などで警察や行政を担当。熊本総局では熊本地震の取材に奔走した。 運動部では「タカ番」として日々奮闘中。高校野球と漫画「ハイキュー!!」をこよなく愛す。

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