青森市の中学校で、生徒たちが妊婦の疑似体験などを通して「命の大切さ」を学ぶ特別教室が開かれました。
青森山田中学校で開かれた特別教室には、講師に助産師会の担当者が招かれました。
そして、生徒たちに妊娠した女性は出産するまでに体重が10〜13kgほど増えることを説明し、生徒たちが実際に重りをつけて妊婦の疑似体験をしました。
生徒たちは、普段の何気ない行動ができにくくなる大変さを学びました。
このあと、助産師会の担当者は妊娠から出産するまでの過程を説明したあと、命の大切さや尊さを伝えました。
講師の助産師 山端澄子さん
「(産声は)のどの奥から絞り出すような力強い響きを持っています。忘れないでください。自分の命は自分が守るんですよ。1度しかない、1度きりしかない、1つの命です」
生徒は
「自分が思っている以上に命の大切さを知れて、これからも命を大切にしていきたいと思いました」
「嫌なことがあったらお母さんやお父さんに相談して、一緒に話し合うことを大切にしたいなと思った」
「親が、がんばってうんでくれたので親のためにも、しっかり親孝行をしていきたい」
子どもたちは一度しかない「1つの命」を大切にすることを学んだ様子でした。
この記事を読んでいかがでしたか?