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アクティブ・レンジャー日記 [近畿地区]

大台ヶ原の秋と冬

2017年10月24日
吉野 小川 遥

皆さま、こんにちは。

日々寒さも増してきて、冬の足音がすぐそばまで聞こえてくる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。本日は大台ヶ原の秋と冬をお伝えしたいと思います。

標高1,500mを超える大台ヶ原では、麓に先んじて9月終わり頃から徐々に秋の様相が深まっていきます。東大台と西大台、そして主要地方道大台ヶ原公園川上線(大台ヶ原ドライブウェイ)など場所によって多少時期の違いはありますが、例年10月中旬から下旬にかけて紅葉のピークを迎えます。日によっては、赤く色づいた大台ヶ原に霧がただよう幻想的な風景を見ることができます。

東大台上道の紅葉 正木峠付近の紅葉

今年10月中旬 上道 今年10月中旬 正木峠付近

そして、木々が葉を落とし、11月になると、霧氷や雪化粧をまとった風景に出会える日があります。

((注記)天候や気温により、毎年必ず見ることができるとは限りません)

また、寒い時期ならではの澄み切った青空を見ることができる日もあります。

正木峠付近 正木峠付近

平成25年11月中旬 正木峠付近 平成25年11月正木峠付近

日々異なる姿を見せる大台ヶ原。行ったときに見る風景、そして見つけた風景がその時だけの大台ヶ原です。そんな大台ヶ原も例年11月末頃にはドライブウェイが冬季閉鎖となります(今年の閉鎖日時は現時点では未定)。まだ今年の大台ヶ原を見ていないという方、秋や冬の景色は見たことがないという方は、この機会に是非お越しください。

なお、大台ヶ原は平地より10度程気温が低く(天候等により前後する場合あり)、これから更に寒さが増し、11月に入るとドライブウェイは一部凍結もしくは冠雪が見られることもあります。お越しの際は、防寒具のほか、スタッドレスタイヤやチェーンなどの備えをお忘れないようお願いします。

また、先日の台風21号の影響により、道路状況、交通状況が乱れている場合がありますので、最新情報をご確認ください。

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