さ行

サイクルスポーツの普及を図るため設立された総合施設のこと。静岡県伊豆市に1971年7月にオープンした。正式名称は日本サイクルスポーツセンター。略称はCSC。また、敷地内にはアジア地区の自転車競技のトレーニングセンターとしてCCC(コンチネンタルサイクリングセンター)修善寺が2002年に設立された。

最終周回バックストレッチのこと。

落車した選手が再び乗車すること。

選手の日本競輪選手養成所在所時の競走訓練での成績のこと。

決勝線到達寸前において後方よりダッシュして先行している選手を追い抜いて決勝線に到達した場合をいう。

【関連用語】追込(おいこみ)

最終レースが17時以降に設定される開催。昼間開催とナイター開催の中間に位置付けられる。

GIIの一つ。競輪界唯一のナイタービッグレース。

先行選手の番手に位置すること。

1レースの中心となる選手。
2複数の組み合わせを購入する場合にどの組み合わせにも入っている買い目のこと。たとえば1→2・1→3と購入した場合は1が軸となる。

自転車または身体の故障により競走途中で棄権すること。

競走中に違反行為を行った場合に付与される点数のこと。違反点と同じ意味。

【関連用語】 違反(いはん)

自転車または身体が故障したまま決勝線に入線すること。

先行・捲り・追込みと、ケースに応じて何でもできるタイプの選手。

競走中に妨害行為や危険行為等の違反行為を犯した選手に与えられる、最も重いペナルティー。失格を命じられると即日契約解除となり、翌日以降に開催が残っていても出場することはできない。違反点は30点。

級班を決定する際に用いられる評価点を算定する際に、平均競走得点から引かれる点のこと。1回の失格につき3点を引く。

外帯線の外側を走行していた選手が外帯線の内側に戻ること。後続の選手は内側から追い抜くことができない。

前の選手との車間を空けること。

投票券のこと。正式名称は「勝者投票券」。

他の選手の進路に斜めに入ること。

肉眼による判定が困難な場合、写真を参考にして着順を判定すること。

競走ごとの選手番号のこと。

車番で1・2・3着を着順通りに的中させる車券のこと。正式名称は「選手番号三連勝単式」。確率は1/504 (9車立ての場合)。

賭式を知る

車番で着順にかかわらず1〜3着を的中させる車券のこと。正式名称は「選手番号三連勝複式」。確率は1/84 (9車立ての場合)。

賭式を知る

1着と2着の選手を着順通りに的中させる車券のこと。正式名称は「選手番号二連勝単式」。確率は1/72 (9車立ての場合)。

賭式を知る

車番で着順にかかわらず1〜2着を的中させる車券のこと。正式名称は「普通選手番号二連勝複式」。確率は1/36 (9車立ての場合)。

賭式を知る

残り1周半から、残り1周までの間に打ち鳴らされる。

選手に周回を知らせる表示板のこと。決勝線付近に設置してある。

複数のレースを的中させる車券のこと。正式名称は「重勝式勝者投票法」。公営競技初のキャリーオーバー方式で、最大12億円となる払戻金は国内史上最高配当となる。

走行中の違反行為に対する失格に次ぐ重いペナルティーのこと。違反点は10点。違反点が累積するとあっせんをしない処置となる場合がある。

バンク1周の長さのこと。全国の競輪場には333.3m・335m・400m・500mの周長のバンクがある。

競輪施行者(主催者)が作成する、その日に行われる各レースの競走種目、レース番号、発走時刻、選手番号、選手名、登録府県、期別、年齢、ギヤ倍数、平均競走得点などの基本データが掲載されたもの。競輪場、場外車券売場等で無料で配布されている。

競輪場以外で車券を発売する施設のこと。

開催している競輪場以外の場所で車券を発売すること。

1着を取る確率のこと。1着回数を出走回数で割った数字。

競輪の創世期に行われていた女子選手によるレースで1964年にその幕を閉じた。2012年7月、「ガールズケイリン」として復活した。

【関連用語】 ガールズケイリン(がーるずけいりん)

開催初日に行われる上位級班の選手の中から平均競走得点上位9名によるレースのこと。全員が準決勝や二次予選といった上位格の競走種目に進出することができる。

先行(逃げ)や捲りなどで、自ら仕掛ける戦法タイプのこと。

競技中選手に失格の疑いが無かった場合、選手の決勝線到達を確認した後に審判により揚げられる白い旗のこと。

審判が失格に該当する違反行為がないかどうか審査すること。

審判が着順や審議結果を発表する放送。

先行選手のゴール前の粘りのこと。

ラインの違う選手が1〜3着に入ること。

CS放送及びケーブルテレビで放送される競輪専門チャンネル。株式会社SPEEDチャンネルが運営している。

番手・3番手の選手が1・2着に入り、先行した選手が1・2着に残れなかったときに使う表現。

トップスピードにすぐ達するダッシュ力はあるが、それを長時間持続できない脚質の選手のこと。「捲り」や「追込み」などを得意とする。地脚型と対称。

着順判定用に撮影される特殊な写真。決勝線上を連続して撮影し続けた一枚の写真。

UCI(国際自転車競技連合)が主催する自転車競技の世界大会のこと。第1回近代オリンピックよりも前の1893年から毎年開催されている。トラック競技では中野浩一(福岡・35期)がスプリントで10連覇を達成している。1980年から「ケイリン」が正式種目として採用されており、本田晴美(岡山・51期)が1987年に金メダルを獲得している。1990年にはアジアで初めて日本でも開催された。

競輪開催を主催する地方公共団体のこと。

目標とする選手の後位を他の選手と取り合うこと。

11月〜6月のこと。
2直近前回の期のこと。

【関連用語】 期(き)

開催初日の前日に行われる選手の身体検査や自転車の車体検査のこと。前日検査の略。

レースの先頭を走る戦法のこと。
<先行の種類>
先行しようとしているラインが主導権を取るための作戦として以下の戦法がある。
■しかく抑え先行(おさえせんこう)
最もオーソドックスな先行の仕方で、後方から自分より前にいる他のラインの先行タイプの選手の所まで上がってきて抑え、自分がゴールまで逃げ切れるというタイミングで駆け出す作戦。
■しかくつっぱり先行(つっぱりせんこう)
他のラインの選手に後方よりかぶせ(抑え)られそうになっても、それを許さず内側から強引に先行する走法。
■しかくカマシ先行(かましせんこう)
前方にいる他のラインの選手がスピードを上げないうちに後ろから一気に踏み上げて、そのまま先行する戦法。長距離の捲り、ともいう。

レースで先行選手が1人しかいないこと。

ラインを読む「ラインのパターン」

全国の競輪施行者を会員とし、競輪の円滑な運営にを寄与することを目的とした公益社団法人。略称は全輪協(ぜんりんきょう)。

開催中に選手が宿泊する宿舎のこと。競走の公正を確保し安全を図るために外部から隔離されている。

レースに出場する選手がバンクにて周回すること。選手はラインの形成や並びをアピールする。「脚見せ」「顔見せ」「地乗り」とも言う。

競輪選手は成績順位により、S級とA級の2クラスに大きく分けられる。
■しかくS級(えすきゅう)
上位階級で、さらにS班・1班・2班に分けられている。
■しかくA級(えーきゅう)
下位階級で、さらに1班・2班・3班に分けられている。
■しかくL級(えるきゅう)
女子選手が所属する級。
※(注記)年に2回、成績により各級班の昇降が行われる。
※(注記)各ランクごとにレーサーパンツのデザインが異なる。
※(注記)S級S班入替のみ年に1回

【関連用語】強制入れ替え(きょうせいいれかえ)

バンクのコーナーとコーナーの間の曲線部分のこと。

「先頭誘導選手」のこと。

先頭員に発走後から規定位置まで競走選手を誘導させるレースのこと。

ガールズ競輪等で用いられる、オリンピックなどの国際競技大会で実施されるケイリンの要素を取り入れたレース。スタート時に先頭員が後方から助走をつける、先頭員への差し込み禁止、押圧・押し上げが厳しく規制されているなどの特徴がある。

周回中に競走選手の先頭に立ち誘導する選手。車券の対象とはならない。一定のペースを保つため、周回ごとに基準となるタイムが設定されている。また、競輪は風圧との戦い。風よけの役目も果たしている。

正式名称は「読売新聞社杯全日本選抜競輪」。
GIの一つ。全国を8地区に分けた地区ごとの成績上位者が主に出場する。

全日本プロ選手権自転車競技大会の略。競輪選手によって行われる自転車競技の全国大会。競輪開催ではないので、車券は発売されない。種目によっては、上位入賞者に寛仁親王牌【GI】の出場権やシード権が与えられる。

全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪の略。全プロの前々日・前日に開催され、車券を発売する。

競輪の予想紙のこと。詳細なデータが掲載されている。

走行中の違反行為に対するペナルティーのこと。違反点は2点。違反点が累積するとあっせんをしない処置となる場合がある。

ある番号を軸に、それ以外の全ての番号に投票すること。例えば2車単なら1着を1番とした場合、2着には2〜9番を全て購入すること。

目標とする選手の後ろを外側から競ること。「アウト競り」ともいう。

外側に位置して並走すること。

2枠単、2枠複において、同枠の選手が1・2着で入ること。4-4、5-5、6-6の車券。