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キッチンリフォームの費用・工期はどれくらい?や失敗例についても紹介

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キッチンリフォームの費用・工期はどれくらい?や失敗例についても紹介

キッチンリフォームを考えている方のなかには、「キッチンリフォームにはどんな種類があるの?」「どのくらいの費用がかかるの?」といった疑問を持つ方もいることでしょう。

キッチンリフォームを行うことで、使いやすさや収納力、レイアウトや間取りなど、さまざまな希望を実現できます。本記事では、キッチンリフォームの種類や工程、費用などについて詳しくご紹介します。キッチンリフォームのポイントを把握して、理想のキッチンにリフォームしましょう。

目次
  1. キッチンリフォームの種類
    1. 機器の入れ替えのみのリフォーム
    2. レイアウトの変更なしのキッチンリフォーム
    3. レイアウトの変更ありのキッチンリフォーム
  2. キッチンリフォームにかかる工事期間
  3. キッチンリフォームの費用
  4. キッチンリフォームの手順とは
    1. キッチンの不満点を洗い出す
    2. 本やインターネットなどで理想のイメージを掴む
    3. キッチンの間取りを決める
    4. 必要な設備を決める
  5. キッチンリフォームで検討すべき点
    1. レイアウト・動線
    2. デザイン
    3. 素材
    4. 湿気・換気対策
  6. キッチンリフォームのポイント
    1. 収納スペースを十分に確保する
    2. 作業負担の軽減を意識する
  7. キッチンリフォーム前に確認すべき注意点
    1. 建物のリフォームに関する規約や制限
    2. 電気契約
    3. 工事の騒音
  8. 注意すべきキッチンリフォームの失敗例
  9. まとめ

キッチンリフォームの種類

キッチンリフォームは、大きく3種類に分かれます。リフォームの方法によって工期が変わるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。ここでは、キッチンリフォームの種類についてお伝えします。

機器の入れ替えのみのリフォーム

キッチンの場所は変えずに、機器の入れ替えのみを行う方法があります。加熱機器や水栓、レンジフードなどの設備を新しいものに入れ替えるリフォームです。

レイアウトの変更なしのキッチンリフォーム

レイアウトは変更せずに、「キッチンの入れ替えのみ」や「キッチンの入れ替えと同時に内装工事」を行うリフォームです。次のようなケースがあります。

  • キッチンを新しくしたい
  • 新しいキッチンに合わせて内装をコーディネートしたい
  • キッチンを新しくしたことでキッチンサイズが変わった
  • 壁や床が経年劣化しているため新調したい

内装のリフォームは必ず行う必要はありません。キッチン周りをコーディネートしたい場合や状態に合わせて内装のリフォームを行うと良いでしょう。

レイアウトの変更ありのキッチンリフォーム

キッチンの場所を変更するなど、キッチン周りのレイアウトを大きく変更するリフォームです。壁面キッチンから対面キッチンへのリフォームや、リビング・ダイニングを含めた規模の大きいリフォームをする場合は、前述した「機器の入れ替えのみのリフォーム」や「レイアウトの変更なしのキッチンリフォーム」と比較して、工程や工数が多くなるのが一般的です。

キッチンリフォームにかかる工事期間

[画像:キッチンリフォームにかかる工事期間]

キッチンリフォームにかかる工事期間は、キッチンリフォームの種類によって異なります。

キッチンの入れ替えのみを行う場合のリフォーム期間は、契約後、キッチンの発注から取り付け工事までに約2、3週間。キッチンの解体から引き渡しまでに約1週間ほどかかるとされています。

キッチンの入れ替えと内装の変更を行う場合、キッチンの入れ替えリフォームに内装の変更が追加されるため、リフォーム期間は合わせて2ヶ月ほどかかるのが一般的のようです。床材と壁紙の張り替えを行うケースが多い傾向にあります。

リビング・ダイニングを含めたキッチンリフォームを行う場合は、3ヶ月半程度のリフォーム期間が必要なこともあるようです。大規模なリフォームになるため、工事の期間だけでなく、業者との打ち合わせ期間も含まれます。そのため、キッチンの入れ替えや内装工事のみのキッチンリフォームと比較して、リフォーム期間が長くなるでしょう。

キッチンリフォームの費用

[画像:キッチンリフォームの費用]

キッチンリフォームには、100万円から500万円ほどの費用がかかります。設備のグレードや、内装や間取りをリフォームするかによって異なるため、実際の費用はリフォーム内容によって違いがあります。

キッチンリフォームには、主に次の4つの費用がかかります。

  • キッチンの本体価格
  • 設置費
  • 解体費
  • 周辺工事費

キッチンリフォームでは、キッチンの本体価格、設置費、解体費は必ずかかる費用です。内装工事や間取り変更などのリフォーム規模によって、周辺工事費が異なります。

キッチンリフォームの手順とは

理想のキッチンになるようリフォームするためには、キッチンリフォームをするきっかけになった不満点を洗い出し、理想的なキッチン像を具体的に描くことが大切です。イメージができたら、キッチンの間取りや必要な設備を決めます。ここでは、キッチンリフォームの手順をお伝えします。

キッチンの不満点を洗い出す

キッチンリフォームをするのであれば、まずは、現状の不満点を洗い出しましょう。「家族と会話をしながら料理ができない」「暗く閉鎖的なキッチン」など、具体的な不満点を書き出します。

この時、おおよその予算を決めておくことも大切です。予算を決めずにいると、思っていた以上に費用がかかってしまった...ということになりかねません。最初に「100万円まで」など費用を決めておくことで、譲れない部分と妥協できる部分を明確に分けられるようになります。

本やインターネットなどで理想のイメージを掴む

キッチンの不満点を洗い出したら、本やインターネットなどで理想のキッチンのイメージを掴みます。家族とも相談して、家族全員が納得できるキッチンになるように意識しましょう。施行会社の事例などを参考にすると、より具体的にイメージすることができます。

キッチンの間取りを決める

キッチンを入れ替えるのみのリフォームであれば、間取りの変更は必要ありませんが、リビング・ダイニングを含めたキッチンリフォームを行う場合は、キッチンの間取りを決める必要があります。

キッチンの間取りには、オープンタイプ、セミオープンタイプ、独立タイプがあるため、家族の暮らし方やキッチンの使い方に合わせたタイプを検討しましょう。

必要な設備を決める

キッチンの設備には、ガスコンロやIH、食洗機などがあります。そのほか、ゴミがたまらないシンクやお手入れしやすいコンロ、除菌力を高めた機能や手を使わずに水が出る水栓など、設備はさまざまです。

あれもこれもと、取り付けたい設備を選んでしまうと、費用が高額になってしまいます。あらかじめ決めた予算に合わせて、必要な設備を厳選するのがポイントです。

キッチンリフォームで検討すべき点

続いて、キッチンリフォームで検討すべき点について見ていきましょう。

レイアウト・動線

キッチンを新調することで今までと使い勝手が変わり、家事をしづらくなるのは避けたいもの。リフォーム後も快適にキッチンが使えるよう、レイアウトや動線をチェックしておくことは大切です。

冷蔵庫からシンク、シンクから食器洗浄機までの距離、キッチンからダイニングに料理を運ぶまでの動線などを、リフォームをする前に確認しましょう。現状のキッチンの不満点も踏まえて検討するのがおすすめです。

デザイン

キッチンのデザインは、リフォーム後に変更するのが難しいでしょう。後悔しないように、リフォーム前にしっかり検討することが大切です。自分だけでなく家族の意見も取り入れ、好みのデザインを選ぶようにしましょう。

素材

キッチンに使われる素材を確認することも、キッチンリフォームでは大切です。キッチンは油汚れ、水汚れがつきやすい場所のため、素材によっては毎日の掃除に時間がかかってしまうかもしれません。

キッチンリフォームをする場合は、デザインや機能に加えて素材などについてもチェックするようにするのがおすすめです。

湿気・換気対策

キッチンリフォームでは、湿気・換気対策を意識することも必要です。キッチンは水を沸かすことで湿気がたまったり、揚げ物や炒め物でニオイが充満したりすることがあります。キッチンの湿気・換気対策をしておくと、料理中も快適に過ごすことができるでしょう。

また、キッチンリフォームで換気扇の位置を変更する場合は、ダクトや新しい換気扇を設置する場所が確保できるかを確認することが大切です。

キッチンリフォームのポイント

[画像:キッチンリフォームのポイント]

キッチンリフォームでは、収納スペースを十分に確保し、作業負担を軽減できるようにすることが大切です。

収納スペースを十分に確保する

収納スペースを十分に確保することも、キッチンリフォームのポイントです。キッチンには、調理器具や調味料などに加え、食器が収納できると、料理を作ってから盛りつけまでの動線がスムーズになります。

また、不要な食器棚を処分することで、空間に余裕ができるでしょう。システムキッチンのような一体型にすると、調理器具や食器が取り出しやすく、片付けやすくなり、見た目もスッキリします。

作業負担の軽減を意識する

キッチンは長時間の立ち仕事となるため、できる限り疲れにくい工夫をすることが大切です。特に、加齢によって重い扉を開けるのが難しくなるなど、少しの動作が負担になることもあるでしょう。

最新の設備は、収納扉が軽く開けられるようになっていたり、自動水栓が備えつけられたりと、キッチン作業をサポートするさまざまな機能が設けられています。将来を見据えて、キッチンのリフォームをすることも重要なポイントです。

キッチンリフォーム前に確認すべき注意点

キッチンをリフォームする前に確認しておきたい注意点について見ていきましょう。

建物のリフォームに関する規約や制限

別の場所に新しいキッチンを設置するといった大がかりなリフォームを行う場合は、建物のリフォームに関する規約や制限について、あらかじめ確認しておきましょう。マンションなどの集合住宅では、水回りに関するリフォームが場合によって制限されていることがあります。

電気契約

キッチン周りでは、家電を使うことが多いため、キッチンリフォームによって今まで以上に電力を消費するようになるかもしれません。リフォームの際は、コンセントの数や位置についても見直しておくとよいでしょう。

また、リフォームで食洗機や新しい家電を設置することで、ブレーカーが落ちやすくなるといったトラブルが起こることがあります。キッチンリフォームを行った場合には、電気契約についても確認するのがおすすめです。

工事の騒音

キッチンリフォームでは、工事の騒音による近隣トラブルを心配する方もいるかもしれません。しかし、工事の前に近隣にお知らせをしておくことで、多くの場合、大きなトラブルは防げるものです。

マンションの場合は、大家さんや管理会社、管理組合などに確認をとることが大切です。近隣にリフォーム期間やリフォームの概要などをお知らせしましょう。キッチンリフォームでは、近隣トラブルを回避するためにも、できる限り配慮することが大切です。

注意すべきキッチンリフォームの失敗例

キッチンリフォームでの失敗例として、次のようなものがあげられます。

  • レイアウトの失敗
  • イメージとは違ったという失敗

例えば、アイランドキッチンは、とてもおしゃれでスタイリッシュなイメージがあります。料理がしやすいメリットもありますが、キッチンが周りから丸見えになってしまうのがデメリットです。そのため、こまめに片付けや掃除をしておかないと、突然の来客で慌ててしまうこともあるかもしれません。こまめな片付けや掃除が難しい方には向いていないかもしれません。

また、リフォームの失敗例として「狭くなった」「窓から光が入らなくなった」「部屋のなかで新調した部分だけ浮いている」といったものがあげられます。これらは、リフォーム前にしっかり検討することで避けられる可能性があるため、あらゆる可能性を考えて、リフォームをすることが大切です。

まとめ

キッチンリフォームは、事前の準備をしっかりと行うことが、リフォームを失敗しないためには重要です。現状の不満点や検討すべき点、ポイントなどを抑えて、キッチンリフォームを成功させましょう。

執筆年月日:2024年8月
(注記)内容は2024年8月時点の情報です。法律や制度は改正する場合があります。

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