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家事代行と家政婦の違いは?料金相場やサービス内容について解説

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家事代行と家政婦の違いは?料金相場やサービス内容について解説

育児や仕事に忙しく、家事にまで手が回らないと感じたときに、家事代行や家政婦はとても便利なサービスです。両者とも家事をサポートしてくれるサービスですが、どちらに頼めばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は、家事代行と家政婦の違いやメリット・デメリット、選ぶときのポイントなどについて紹介します。

目次
  1. 家事代行と家政婦の違い
    1. 契約の形態
    2. サービス内容
    3. 費用・料金相場
    4. 依頼できる時間
  2. 家事代行のメリット・デメリット
    1. 家事代行のメリット
    2. 家事代行のデメリット
  3. 家政婦のメリット・デメリット
    1. 家政婦のメリット
    2. 家政婦のデメリット
  4. 家事代行や家政婦を選ぶときのポイント
    1. サービス内容
    2. 料金体系
    3. 担当スタッフ
    4. 損害賠償保険加入の有無
  5. まとめ

家事代行と家政婦の違い

家事代行と家政婦に依頼できるのは家事全般ですが、契約形態やサービス内容、費用相場や依頼できる時間に違いがあります。

両者の具体的な違いについて、くわしく紹介します。

契約の形態

契約形態は、家事代行と家政婦の大きな違いであるといえます。家事代行と家政婦の契約形態は、以下のとおりです。

  • 家事代行:サービスを提供する家事代行業者と契約を結ぶ「企業契約」
  • 家政婦:家政婦と利用者が直接雇用契約を結ぶ「個人契約」

家事代行を利用する際は、家事代行サービスを提供している企業と契約を結びます。契約後、企業に属しているスタッフが利用者の自宅に訪問し、家事代行を行うのが特徴です。企業側がスタッフに対して業務を命じ、利用者にサービスを提供します。

一方、家政婦は個人間での契約が主です。家政婦に家事を依頼したい場合は、紹介所を利用したり知人を介したりするのが一般的ですが、契約は家政婦と利用者が直接雇用契約を結ぶ形となります。お願いしたいサービスに関しては、利用者側から家政婦に直接伝えることが可能です。

サービス内容

家事代行と家政婦に依頼できるのは掃除や洗濯、料理などの家事で、大きな違いはありません。しかし、自由度の高さに違いがあります。

  • 家事代行:家事のみを行うのが基本
  • 家政婦:事前に依頼した家事以外にも、状況に応じてサービス内容の変更が可能

最近では、オプションでキッズ・ベビーシッターやハウスクリーニングを行っている家事代行業者もありますが、家事以外のサービスは請け負わないのが基本です。子どものお世話や専門的な技能が必要な作業は依頼できないことに注意しましょう。

家政婦は、依頼者との相談によりサービス内容を臨機応変に変更できます。相手の状況にもよりますが、家政婦の承諾を得られれば家事以外の介護、ペットのお世話などのサービスを依頼することも可能です。

先ほどお伝えしたとおり、家政婦は個人契約であるため毎回同じ人が家事を行いますが、家事代行では業者からスタッフが派遣されるため、毎回同じ人が担当とは限りません。再度利用する場合、空き状況によっては、毎回違う人が訪問する可能性もあります。

費用・料金相場

家事代行と家政婦の利用を検討した場合、気になるのは費用・料金相場でしょう。両者で大きく違うのは、料金体系です。

  • 家事代行:1時間あたりの基本料金にオプション料金が追加される料金体系
  • 家政婦:日給計算が一般的だが、時給や住み込みの価格で計算される場合もある。

家事代行では、1時間あたりの基本料金に、延長料金や交通費などのオプション料金が必要に応じて追加される仕組みです。基本料金の相場が1時間あたり2,000〜4,000円ですが、一般的には2〜3時間単位で利用を受け付けている場合が多いため、4,000〜12,000円程度の料金になるでしょう。

加えて、30分ごとに1,500〜2,300円程度の延長料金、700〜1,000円程度の交通費がかかる場合もあります。業者によっては初めて利用される方向けに、価格を抑えた初回お試しプランを設定しているところもあります。

家政婦は日給計算が一般的ですが、ほかにも短時間依頼で発生する「時給」や宿泊を伴う「住み込み」の価格で計算される場合もあります。時給の場合は1時間あたり2,500〜3,000円、1日8時間依頼した場合の日給は13,000〜15,000円程度です。

住み込みでは12時間以上となる場合が多く、日額20,000〜35,000円程度と割高になります。時給・日給・住み込みの値段に、交通費や紹介サービスの手数料がかかる場合もあります。

依頼できる時間

家事代行と家政婦では、先ほどお伝えした料金体系の影響によって、依頼できる時間にも違いがみられます。具体的な違いは、以下の通りです。

  • 家事代行:2〜3時間が一般的で、作業時間が契約時に設定される
  • 家政婦:日給制が多く、1日8時間が基本

先ほどもお伝えしたとおり、家事代行では1時間あたりの料金が設定されています。プラン、作業内容によっても異なりますが、多くは1回あたりの最低時間を2〜3時間と設定している所が多いです。

作業時間は契約時にあらかじめ設定し、その時間を超過した場合は時間に応じて延長料金を支払います。定期やスポット利用など、回数は1回から2週に1回などプランによってさまざまです。

家政婦は、1日8時間程度の日給制を取っている所が多く、その時間の中で依頼された家事を行います。お願いしたい家事の内容によっては、住み込みで依頼することも可能です。最近では、時間単位で家政婦を依頼できる所もあり、依頼できる時間の幅が広がっています。

家事代行のメリット・デメリット

家事代行は家政婦と比べて気軽に依頼できる一方、自由度が低いデメリットがあります。ここでは、家事代行のメリットやデメリットについて、くわしく紹介します。

家事代行のメリット

家事代行は家政婦と違い、時間単位で家事を依頼できます。そのため、短時間の利用など、利用したいと思ったときに気軽に依頼できるのがメリットです。「洗濯のみ」「料理のみ」など、週に数回・数時間のスポット的な利用が可能です。

家事代行業者では、数多くのスタッフを抱えています。万が一、予定していたスタッフが来られなくなった場合も、とくに指名等がなければ別のスタッフが代わりに訪問できます。お休みになったり、日程調整を行わなければならなかったりといったことも必要ありません。

訪問したスタッフと何らかのトラブルが発生してしまった場合でも、家事代行であれば企業が仲介役を担ってくれます。企業側で損害賠償保険に加入しているケースも多く、スムーズに解決できることが多いでしょう。

家事代行のデメリット

家事代行は、事前に依頼された家事を時間内で仕上げることに終始します。時間制でサービスを提供しているがゆえに、臨機応変な対応が難しいことがデメリットとして挙げられます。時間が数分余ってしまったとしても、別の家事を依頼できないことがほとんどです。

また、先ほどもお伝えしたとおり、子どもやペットのお世話など、家事以外の作業は基本的に依頼できません。業者によっては、細かく禁止事項を設けている場合もあるため、利用を検討する際は、事前に確認しておくとよいでしょう。

訪問するスタッフが毎回同じ人であるとはかぎりません。定期的に依頼した場合、毎回違うスタッフが訪問する可能性もあります。同じスタッフに家事を依頼したい場合は、スタッフ専任プランや指名制を設けている所を選ぶのがおすすめです。ただし、その場合でも、スタッフのシフトの関係上、難しい場合があることを頭に入れておきましょう。

家政婦のメリット・デメリット

比較的自由度の高い家政婦のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。くわしく紹介します。

家政婦のメリット

家政婦に依頼する最大のメリットは、柔軟な対応力です。双方の相談により、時間の変更や曜日の追加が自由にできます。担当の家政婦に承諾を得られれば、家事以外の家庭のさまざまな困りごとを依頼することも可能です。その日急に思いついた家事はもちろん、育児・ペットに関することも任せられます。

また、家政婦によっては住み込みも対応しているため、家事をすべてお任せしたい人にもおすすめです。子どもがいる家庭の場合は、ベビーシッターを兼ねて家政婦を依頼するのもよいでしょう。

家政婦は個人契約のため、契約を結んだ人が毎回訪問してくれます。親密度も高まりやすく、安心して家のことを任せられるでしょう。何かあったときに、企業を介さず、直接家政婦本人との連絡が取れることもメリットであるといえます。

家政婦のデメリット

信頼できる家政婦を見つけるまでに時間がかかってしまうことがデメリットの1つであるといえます。家事代行ではさまざまなスタッフが勤務しているため、サービスに満足できなかったり、相性が良くなかったりする場合は、別の人に依頼がすることが可能です。

しかし、家政婦は個人契約なので、不満があっても解約しにくい場合があり、解約すれば別の家政婦と一から契約し直さなければなりません。もともと親交のある知人に依頼できればよいのですが、自分に合った家政婦を探すことに難しさを感じてしまうことも少なくないでしょう。

また、万が一、家政婦との間でトラブルが生じてしまった場合、個人間で解決しなければなりません。場合によっては、解決に時間を要してしまったり、悪化してしまったりする可能性があることにも注意が必要です。大きなトラブルに発展しないよう、前もって注意事項等を伝えておきましょう。

家事代行や家政婦を選ぶときのポイント

ここまで、家事代行と家政婦の違いやメリット・デメリットについてお伝えしてきました。では、実際に家事代行や家政婦を選ぶうえで気を付けるべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。くわしく紹介します。

サービス内容

家事代行や家政婦を選ぶ際は、各サービスの内容を十分に理解することが大切です。基本的な家事以外にも対応可能か、サービスの提供時間や頻度など、自分の希望に沿ったサービスかどうかを吟味しましょう。サービス提供エリアを限定している業者もあるため、自分の住んでいる地域が対象か確認するのも忘れずに行うとよいです。

料金体系

料金体系は、サービス内容と併せて重要視されるでしょう。家政婦は日給制や時給制などのわかりやすい料金体系ですが、家事代行では基本料金に交通費や延長料金などが加算されます。予算オーバーとならないよう、明確な料金を示している業者を選ぶのがおすすめです。

担当スタッフ

定期的に家事を依頼する場合は、毎回同じスタッフが訪問した方が安心する人も多いでしょう。その場合は、家政婦を依頼したり、専任制や指名制を取っている家事代行業者を利用したりするのがおすすめです。さまざまなスタッフに依頼した上で、自分に合った人を見つけたい場合は、家事代行に依頼するとよいでしょう。

損害賠償保険加入の有無

家事代行業者や家政婦は、基本的に自宅にある物を使って家事を行います。使用している道具はもちろん、家具や壁にキズを付けてしまったり破損させてしまったりするなどの可能性は否定できません。穏便に解決を進めるためにも、損害賠償保険に加入している家事代行業者や家政婦を利用するのがおすすめです。

まとめ

今回は、家事代行と家政婦の違いやメリット・デメリットなどについて紹介しました。どちらも家事全般を担うことは同じですが、具体的なサービス内容や料金体系、対応時間には違いがあります。希望を明確にしたうえで、自分に合ったサービスを選んでみましょう。

執筆年月日:2024年9月

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