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割れた鏡の捨て方・処分方法|注意点も合わせて紹介

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割れた鏡の捨て方・処分方法|注意点も合わせて紹介

鏡を割ってしまったら、どう処分したらよいか迷うことはありませんか。

ガラスでできている鏡は、割れると鋭い破片になり、そのまま触ると大変危険です。また、捨て方を間違えると、ごみを回収する作業員が怪我をすることになりかねません。怪我をしないよう安全に片付けて、適切に処分しましょう

この記事では、割れた鏡の捨て方と処分方法、注意点をご紹介します。

目次
  1. 鏡が割れてしまったときの対処方法
    1. 怪我をしないよう安全確保する
    2. 片付けの準備をする
    3. 掃除を行う
  2. 割れた鏡は大きさによって捨て方が異なる
  3. 自分が住んでいる自治体によってもルールが異なる
  4. 割れた鏡を処分する方法
    1. 小さい鏡は不燃ごみとして処分
    2. 大きい鏡は粗大ごみとして処分
    3. ガラス専門業者に引き取りを依頼
    4. 不用品回収業者に回収を依頼
  5. 割れた鏡を処分するときの注意点
    1. 大きな鏡を無理に細かくしない
    2. 紙や布に包んで出す
    3. 注意書きをする
  6. まとめ

鏡が割れてしまったときの対処方法

鏡が割れると焦ってしまい、どのように対処したらよいかわからなくなることもあります。怪我をしないためにも、事前に対処方法を確認し、適切に対処していくようにしましょう。

鏡が割れてしまったときの対処方法を、具体的にご紹介します。

怪我をしないよう安全確保する

鏡が割れてしまったときにまず注意すべきなのは、怪我をしないように安全を確保することです。

割れてしまった鏡は、触るだけで手を切ってしまいそうな鋭い破片が出てしまうこともあります。慌てて素手で片付けようとすると、怪我をする可能性が高くなります。鏡が割れてしまったときは慌てず落ち着いて、破片が落ちた範囲を確認するようにしましょう。

破片が落ちた範囲を確認したら、安全な場所へ移動してください。もし子どもやペットがいるなら、破片が落ちていない場所で待機できるように促しましょう。

片付けの準備をする

安全確保ができたら、割れた鏡を片付ける準備をしましょう

片付けに必要なものは、こちらです。

  • 軍手、もしくはゴム手袋
  • スリッパ
  • ほうき、ちりとり
  • 掃除機
  • ガムテープ、もしくはコロコロ
  • 古新聞紙、もしくは丈夫な紙袋
  • 雑巾

片付けを始める前に、手を怪我しないよう厚手の軍手、もしくはゴム手袋を着用してください。厚手のものなら、破片が手に触れても怪我をするリスクが少なくなります。もし厚手のものがないなら、軍手を2枚重ねにすると、分厚くなるため代用できます。

足元は思わず破片を踏んでしまわないよう、スリッパを履きましょう。

掃除を行う

掃除方法は、以下のとおりです

  1. 大きな破片を手で取り除く。
  1. 手で取り除けない小さな破片をほうきで集める。
  1. 掃除機で破片が落ちた範囲を掃除する。
  1. ガムテープやコロコロで、取り切れなかった小さい破片を取り除く。
  1. 雑巾で水拭きする。

拾ったガラスは、ちりとりや新聞紙の上などに置いていきましょう。ほうきとちりとりがない場合は、掃除機でも問題ありません。

履いていたスリッパは、破片がたくさん付いている恐れがあるため、掃除後は注意して洗うようにしてください。

水拭きをした雑巾は、破片が付着し、洗っても取りきれない可能性があるため、使用後は捨てることをおすすめします。

じゅうたんに落ちた鏡の破片の掃除

じゅうたんやカーペットの上で鏡が割れてしまった場合も、掃除方法は同じです。ただし、小さい破片がうもれてしまう可能性があるため、より念入りにガムテープやコロコロを使用し、くっつけて取り除きましょう

小さい破片を取り除いたら、じゅうたんやカーペットの繊維の隙間にある破片を取り除くため、掃除機もしっかりかけるようにしてください。

あとから破片で怪我をしないためにも、入念に掃除しましょう。

割れた鏡は大きさによって捨て方が異なる

割れた鏡の捨て方は、鏡の大きさによって異なります。

手鏡くらいの小さいサイズの鏡なら、不燃ごみとして処分します。一方、姿見や鏡台など、一定以上の大きな鏡の場合は、粗大ごみで廃棄しましょう。

粗大ごみの定義は、自治体によって少しずつ異なります。多くの自治体では、一辺の長さが30cmを超えるなら、粗大ごみ扱いです。

自治体指定のごみ袋のサイズに入るかどうかで、粗大ごみかどうかが決まる自治体も多くあります。鏡の大きさを確認し、それぞれの自治体のルールにしたがって、適切な方法で処分しましょう。

割れた鏡を処分する方法の詳細については、記事の後半で解説します。

自分が住んでいる自治体によってもルールが異なる

割れた鏡は、住んでいる自治体によっても、捨て方のルールが異なります

基本的には手鏡くらいの小さな鏡は不燃ごみ、背丈ほどある大きさの姿見や鏡台などは粗大ごみで出すルールのところがほとんどです。

ただし、鏡の詳細な大きさなどで、自治体によって少しずつルールが変わってきます。処分するときは、自分が住んでいる自治体のホームページなどで、ルールを確認するようにしてください

誤った方法でごみを出してしまうと回収されず、次のごみの日まで家で保管することにもなりかねません。うまく処分できず困ることのないよう、くれぐれも自治体のルールは確認するようにしましょう。

割れた鏡を処分する方法

割れた鏡を処分するには、自治体で不燃ごみ、もしくは粗大ごみとして出す方法と、ガラス専門業者、不用品回収業者を利用する方法の4種類があります

それぞれの詳細について確認していきましょう。

小さい鏡は不燃ごみとして処分

割れた鏡が手鏡のような小さいサイズの場合、ほとんどの自治体では不燃ごみでの処分が可能です。自治体で指定された不燃ごみの日に、指定の場所へ出すようにしましょう。

ただし、不燃ごみとして処分できるサイズは、自治体によって異なります。不燃ごみで出せるごみのサイズを指定しているところもあるため、注意してください。

指定のサイズよりも大きい鏡は、不燃ごみではなく粗大ごみで出す必要があります。

鏡の大きさと地域のルールをしっかり確認してから、処分するようにしましょう。

大きい鏡は粗大ごみとして処分

割れた鏡が鏡台や姿見のように大きいサイズの場合、粗大ごみとして処分しましょう。粗大ごみは、可燃ごみや不燃ごみとは捨て方が異なります。

粗大ごみの処分方法は地域によって異なりますが、おおよそ以下のとおりです。

  1. 自治体もしくはごみ処理センターへ連絡する。
  1. 郵便局やコンビニなどで手数料を支払い、手数料納付を証明する券もしくはシールをもらう。
  1. 処分したい鏡に、券もしくはシールを貼る。
  1. 指定の回収日に、鏡を回収場所へ出す。

粗大ごみを処分するときは、費用がかかります。費用は自治体によって変わってくるため、事前に確認すると安心です。

ガラス専門業者に引き取りを依頼

割れた鏡は、ガラス専門業者に引き取ってもらう方法もあります

ガラス専門業者の多くは、ガラスやガラス製品の販売だけでなく、修理や引き取りの対応も可能です。大きいものから小さいものまで、大きさに関係なく鏡を回収してもらえます。

鏡を引き取ってもらう場合の費用は、数千円程度に収まるのが一般的です。鏡自体の交換をお願いするなら、交換前の鏡を無料で引き取ってくれる業者も存在します。

ガラス専門業者に鏡を交換してもらう場合は、割れた鏡を回収してくれる可能性が高いため、依頼時に相談してみることをおすすめします。

不用品回収業者に回収を依頼

割れた鏡は、不用品回収業者に回収をお願いするのも選択肢の1つです

鏡は大きさによって捨て方が異なるため、適切な処分方法を調べるには、手間や時間がかかります。自治体のルールに従って処分しようとしても、粗大ごみの受付や収集に時間がかかることもあり、すぐに処分できないケースもあります。もし早く処分したいのであれば、不用品回収業者に依頼しましょう。

回収には費用がかかりますが、鏡の運び出しから処分まで、すべて対応してくれます。ただし、割れてしまった鏡は回収してくれない不用品回収業者もあるため注意してください。回収可能か事前に確認した上で、依頼するようにしましょう。

割れた鏡を処分するときの注意点

割れた鏡を処分するときには、3つの注意点を守る必要があります。これらを守らなければ、自分自身やごみを回収してくれる作業員の怪我のリスクが高まるため、きちんと守るようにしましょう。

大きな鏡を無理に細かくしない

大きな鏡を粗大ごみに出す際に費用がかかるからといって、あえて細かくして捨てないようにしましょう。割れた鏡を捨てるために、さらに細かく割ろうとすると、破片が飛び散って怪我のリスクが高くなります。

もしどうしても細かくする必要がある場合は、手袋やゴーグルなど、怪我をしないための道具をしっかり装着して対応しなければなりません。怪我の危険性や手間を考えると、粗大ごみとして出すか、業者に依頼したほうが安全です。

安く処分したいという理由のみで、無理に細かくするのはやめましょう。

紙や布に包んで出す

割れた鏡は、新聞紙や丈夫な紙袋、布などに包んでごみに出しましょう。ほかのごみと同じように包まずにごみ袋に入れて出すと、割れた鏡の破片がビニールを突き破り、ごみ回収の作業員が怪我をする危険性があります。

中身が分からない状態では、作業員が不意に割れた鏡が入った袋に触れる可能性も考えられます。怪我人を出さないためにも、割れた鏡は新聞紙や紙袋、布などに包んで出すようにしましょう。

注意書きをする

紙や布に包んだら、外から見える場所に「ワレモノ注意」とマジックで注意書きをしましょう。注意書きは、「ガラス」「キケン」「割れ物」など、別の書き方でも、中身がどんなものか認識できれば問題ありません。中身が危険物であることが分かれば、ごみ回収の作業員が怪我をするのを回避可能です。

紙や布で包んでいても注意書きがなければ中身が分からず、もし触れたときに破片が飛び出していれば怪我のリスクが高まります。自治体によっては、同じ不燃ごみでも、割れた鏡のような危険なものは他のごみと袋を別にして、分かりやすく注意書きをするルールが存在します。割れた鏡をごみとして出すときは、注意書きをして作業員が認識できるようにしましょう。

まとめ

鏡が割れてしまったら、安全を最優先にしっかり準備をしてから片付けましょう

割れた鏡は、小さいサイズなら不燃ごみ、大きいサイズなら粗大ごみとして処分できます。自治体によってルールが異なるため、自分が住んでいる地域のルールをしっかり確認しましょう。

怪我をすることのないよう、注意点を守って、適切に処分してください。

執筆年月日:2024年9月

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