牧野愛博

朝日新聞元ソウル支局長/広島大学客員教授

1965年生まれ。91年、朝日新聞入社。瀬戸通信局長、政治部員、全米民主主義基金(NED)客員研究員、ソウル支局長などを経て、19年4月、編集委員、21年4月、外交専門記者、22年7月から広島大客員教授を兼任。朝鮮半島問題、安全保障問題を専門にする。著書に「絶望の韓国」(文春新書)、「ルポ金正恩とトランプ」(朝日新聞出版)など。

北朝鮮の67発"ミサイル乱射"と娘の写真公開、「金王朝」で何が起きているのか

2022年12月6日

北朝鮮の67発"ミサイル乱射"と娘の写真公開、「金王朝」で何が起きているのか

異常な頻度でのミサイル発射を続ける北朝鮮は18日の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の際には、視察する金正恩総書記と一緒の娘の写真を公開した。ミサイルと家族写真は「金王朝」の威信を高め体制維持を図る狙いだ。

韓国新大統領は「異例の大接戦」で尹錫悦氏に、深まる分断と遠い日韓和解

2022年3月11日

韓国新大統領は「異例の大接戦」で尹錫悦氏に、深まる分断と遠い日韓和解

韓国大統領選は保守系の尹錫悦元検事総長が勝利したが、選挙戦を通じ韓国社会の分断は深刻になった。議会では政権維持に失敗した「共に民主党」が、議席の過半を持つ。日韓関係改善も時間がかかりそうだ。

北朝鮮、「自力更生」路線に先祖返りで日朝関係・拉致問題は漂流の気配

2021年2月2日

北朝鮮、「自力更生」路線に先祖返りで日朝関係・拉致問題は漂流の気配

1月の朝鮮労働党大会で党総書記に就いた金正恩氏は経済発展計画の失敗を認め、「自力更生」を強調した。制裁長期化による持久戦をにらんで国内の引き締めを強めると予想され、日朝関係改善は見通せない状況だ。

「吸血鬼ボルトン」更迭、安全保障のプロが次々退場し東アジアに忍び寄る影

2019年10月1日

「吸血鬼ボルトン」更迭、安全保障のプロが次々退場し東アジアに忍び寄る影

ボルトン補佐官が更迭され後任にオブライエン特使が任命されたが、「安全保障政策のプロ」が次々に退場し、「取引」重視のトランプ大統領を抑えられず非核化交渉などで間違った解決に向かう恐れがある。

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