「税理士が最強に稼げる2つの税務分野は?」山田&パートナーズ代表の答え
三宅茂久・山田&パートナーズ統括代表社員インタビュー
詳細はこちら
大手税理士法人の一角を占める山田&パートナーズ。そのトップである三宅茂久統括代表社員は、税理士が生き残るには二つの柱を持つことが重要だと説く。特集『税理士サバイバル』(全10回)の#4では、同社創業者、山田淳一郎氏に早くから後継者に指名され、2008年からトップを務める三宅代表の持論を聞いた。(ダイヤモンド編集部 片田江康男)
税理士は2本の柱を持つと
業界で頭一つ抜け出す
――税理士を取り巻く環境は変化しています。税理士の仕事も記帳代行や税務申告だけをやればいい時代ではなくなっていると聞きます。デジタル化の波も押し寄せています。税理士法人山田&パートナーズはこうした環境の変化をどのように捉えていますか。
変化は三つあって、AIやRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)などのデジタル化、国際化、もう一つは異業種との協業の必要性です。こうした変化に対応しなければなりません。
税理士法人の中には、相続税などの資産税、法人税、国際税務、医療業界や公益団体の税務などの分野があります。その中から、税理士は自分の得意分野を持つべきです。それが今後、社会から求められる税理士の必要条件になるでしょう。
さらに、その得意分野をもう一つ持つ。例えば法人と国際とか、医療と資産税というふうに、税理士としての柱が2本あると、税理士業界の中で頭一つ抜け出しますよ。非常に良い仕事ができるし、自分の価値が上がります。
――三宅理事長が考える、今最強の2本は何なのでしょうか。
記事一覧
税理士サバイバル!コロナ・DX・人材難の3重苦が襲う「先生」の受難
2021年2月1日
#1税理士のリストラ急増!顧問先を救えない「ダメ先生」がコロナ禍でバレた
2021年2月1日
#2「税理士業界最大手になれた理由は?」辻・本郷税理士法人代表に聞く
2021年2月1日
#3税理士8タイプ生態図鑑、街の税理士から老舗・大規模、風俗業界専門まで
2021年2月2日
#4「税理士が最強に稼げる2つの税務分野は?」山田&パートナーズ代表の答え
2021年2月2日
#5税理士の「顧問料金相場」最新版!付き合うべき税理士の条件と妥当な金額
2021年2月3日
#6税理士「第4世代」の下剋上、取り残された老舗を食らうM&A時代が来た!
2021年2月4日
#7税理士に迫る2つの大波「クラウド」と「RPA」、対応不能なら淘汰は必至
2021年2月5日
#8会計ソフト弥生の社長が意識するのは「freeeやマネフォ」ではなかった!
2021年2月5日
#9×ばつコンサルこそ生き残る道」PwC税理士法人代表に聞く差別化戦略
2021年2月6日
#10企業税務は「アウトソーシング時代が目前」、新潮流をEY税理士法人代表が解説
2021年2月7日
あなたにおすすめ