GoTo政策で外出を促すのは間違い、消費が減る本当の原因とは

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レシートと電卓写真はイメージです Photo:PIXTA

9月分の家計調査での勤労者世帯の収入は、昨年に比べて減ってはいるものの、減少率はさして大きくない。しかし、消費支出は対前年比で7.7%と、収入減少率をかなり上回る率で落ち込んでいる。

これは消費者がコロナ感染を避けようとしている結果だ。その行動を変えようとするGoTo政策は誤っている。

勤労者世帯の収入減少率は1.3%
消費が落ち込んでいるのはなぜか

11月6日に公表された9月分の家計調査は、いくつかの重要な結果を示している。

その第1は、勤労者世帯の収入があまり減っていないことだ。

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