一見明るく前向きな新人女子社員にメンター2人が匙を投げた理由
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あなたの周りに、仕事ができなさそうに見える上司・同僚・部下はいませんか?そのような人たちに対して、あなたは腹を立てているかもしれません。でも、本当に彼らをきちんと理解できているでしょうか?
実はそんな『トンデモ社員』こそ、会社を救う存在かもしれないのです。
ムードメーカーの新入社員
指導者は先輩オタク社員
新入社員として、大手飲食企業に入社してきた町田さん。性格が明るくて、おしゃれが好きで前向きな女性でした。挨拶もしっかりし、華のある町田さんは、入社日から周りにも注目されていました。
「管理部いいな。明るい子が入って。雰囲気も明るくなりそうだよな」などと、所属以外の部署からも噂が立つほどでした。
同期の新入社員の中でも、ムードメーカー的な存在。出身大学が同じ同期の女性社員・高崎さんからも、「私、町田さんと同じ会社でよかった」と言われるような存在でした。
ところで、この会社では、新入社員にはそれぞれ先輩が1人「メンター」としてついて、会社のことや仕事のことなどを教える制度になっており、町田さんの担当メンターに指名されたのが村川氏です。
小太りでメガネの村川氏は、あまり服装にはこだわりがなさそうな、雰囲気がちょっと暗めに見える男性でした。まだ20代後半でありながら、ベテランの雰囲気を醸し出しているところもあります。
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