マーケティングAPIを使った広告キャンペーン管理の主な操作として、キャンペーンの設定変更、キャンペーンの一時停止と再開、キャンペーンの削除があります。
既存の広告キャンペーンを更新するには、/<CAMPAIGN_ID>
エンドポイントにPOST
リクエストを送信します。キャンペーンの目的、予算、ターゲット設定属性など、さまざまな設定を変更できます。
APIリクエストの例:
curl -X POST \
https://graph.facebook.com/v24.0
/<CAMPAIGN_ID> \
-F 'objective=CONVERSIONS' \
-F 'daily_budget=2000' \
-F 'status=ACTIVE' \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>'
キャンペーンを一時的に停止すると、キャンペーンを完全に削除することなく戦略を再評価できます。キャンペーンを一時停止するには、ステータスをPAUSED
に更新します。
APIリクエストの例:
curl -X POST \
https://graph.facebook.com/v24.0
/<CAMPAIGN_ID> \
-F 'status=PAUSED' \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>'
キャンペーンを再開するには、ステータスをACTIVE
に戻します。
キャンペーンを削除せずに一時的に停止したい場合は、アーカイブを活用します。アーカイブするには、/<CAMPAIGN_ID>
エンドポイントに、ステータスパラメーターをARCHIVED
に設定してPOST
リクエストを送信します。
APIリクエストの例
curl -X POST \
https://graph.facebook.com/v24.0
/<CAMPAIGN_ID> \
-F 'status=ARCHIVED \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>'
キャンペーンをアーカイブすると、そのキャンペーンは停止されますが、ステータスをACTIVE
に戻すことで簡単に復元できます。
キャンペーンを恒久的に削除する必要がある場合は、/<CAMPAIGN_ID>
エンドポイントにDELETE
リクエストを送信します。
キャンペーンの削除は取り消しができないため、削除する場合は注意が必要です。誤ってデータを削除してしまうことがないよう、削除前に必ずキャンペーンIDを再度確認してください。
APIリクエストの例
curl -X DELETE \
https://graph.facebook.com/v24.0
/<CAMPAIGN_ID> \
-F 'access_token=<ACCESS_TOKEN>'