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昨日の最終戦、なんかもう”全部盛り”って感じでしたね。史上最速優勝を決めた試合と同等か、それ以上のカタルシスを感じました。
球団の生え抜きでは掛布以来40年ぶりの佐藤の40号ホームランに、村上の最多勝に最多奪三振、大山の最高出塁率王手、完璧な藤川監督のスピーチ、そして原口の引退セレモニー、木浪や熊谷の涙…(余談だけど、全員との握手の際、後ろ髪が長い選手がいなくてよかったと思ってしまいました笑。阪神ってほんと感じのいい選手ばかりで嬉しくなります)。
日々、必死で鍛錬し続けたものを表現する試合、その3時間ほどの中で見せる技や喜怒哀楽のドラマ、また、未熟な若手の時代から成長してピークへ、そして下降という、長くても15年前後の選手生活。何か、人生というものの凝縮した姿が、可視化されているように思えるのです。その集大成が昨日の試合だったような。
何より自分用に残しておきたくて、昨日の試合のダイジェストをつくりました。
選手ならびにスタッフの皆様、ひとまず1年間ありがとうございました。思いっきり楽しませてもらいました。
ポストシーズンも期待しています!
自分史上一番の蕎麦が来たかも。
信州の友人宅で稲刈りをして、「聖高原スカイライダー」で遊んだあと、帰りに寄った「手打ち蕎麦 木」。聖湖の近くです。今年の春にオープンしたばかりだそう。
十割なのに細くて、角が立って、絶妙なコシがあって、しなやか、相当な技術です。つゆの香りも極上で、蕎麦との相性も完璧。そのほか副菜、天ぷら、すべてに神経が行き渡っていて、トータルバランスの見事なこと。センスのたまものだなあ。いやはや、とんでもないうまさでした。感動。
信州聖高原のスカイライダー。稲刈りのあと行ってきました。これ最高です。
いわば車輪のついたボブスレー。リフトで山頂付近まで上がったあと、ステンレスでできた半円筒状のコースを滑走しながら下りていきます。その距離710m、落差120m。
ついているのは1本のブレーキレバーだけ。レバーを引くと減速します。あとは体重移動だけでコーナリング。飛ばし過ぎるとコースアウト。
これ、安全基準を満たしているんでしょうか?(笑)
レバーを前に倒すと一瞬でトップスピードになり、簡単にコースから吹っ飛びそうになります。そのおかげで、素晴らしいスリルを味わうことができます。
小2までは親同伴がルールなので、6歳の娘と乗りました。
1本のブレーキレバーを2人で握るのですが、レバー倒しっぱなしのフルスロットルで駆け抜けようとするクレイジーな娘と、骨折箇所がまだ痛むためにレバーを引いて適正スピードに戻そうとする父とのつばぜり合いがすごかったです(笑)。
710mのコースは、体感時間もちょうどいい長さで、リフトつきで600円という安さ。写真のような絶景も味わえるし、めちゃくちゃお勧めですよー。
アフリカで出会い、一緒に自転車で走った4人組が毎年集う恒例の稲刈り会、今年もやりました。
メンバーの一人、タケシが長野県の村に移住し、半農生活を送っているのです。それぞれの子供や妻も合わせてみんなで10人。今年もたまらん時間を過ごしました。
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いつもの余談です。
今朝、保育園に出した連絡帳から。
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信州の友人宅に稲刈りに行ってきました。ココ(仮名)はクモが出るたびに絶叫し、3束ぐらいしか刈れませんでしたが、まあ想定内です。庭で満天の星空を眺めながらBBQをし、木の上のツリーハウスに寝ました。翌日は高い木にかけられたブランコをしたり、木の上に組まれた櫓に子供たちが上って、地上にいる父母隊とどんぐりをぶつけあう「戦争」をしたりと、夢のような時間を過ごしましたが、テンションが爆上がりしたココが「せんそうたのしい!」と叫んだときだけは若干引きました。
友人の子供と別れる際、ココは急に黙り込んで母に抱きつき、これまで誰にも見せたことのなかった寂しいという感情を全身で表していました。
洗顔のあと必死で鼻をふく娘。
今朝保育園に出した連絡帳です。
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いまだに風呂は一人でできないココ(仮名)。顔に泡をつけようとすると目を固く閉じ、必死の形相になります。ところがもうすぐ小学生という自覚からか、昨日は全部自分でやると宣言。髪は、顔が濡れないように後頭部だけ流し、顔は意を決したように鼻とおでこだけに泡をつけて3秒ぐらい洗ってすぐにお湯で流したあと、「かんぺき?」と聞くので、「完璧や!」と答えておきました。
今朝、起きた瞬間「かゆい」と言って前髪をボリボリかくココを見ながら、髪に残ったシャンプーだけは娘の気持ちを尊重しすぎず、父が流したほうがよかったかなと思いました。
妻が『鬼滅の刃』になんの興味もなかった数年前、冗談で買ってきたTシャツです。1着500円の大特価でした。
先日、これを着て家電量販店に行き、店の兄ちゃんとしゃべっていたら、いきなり「鬼滅好きなんですか?」と聞かれました。Tシャツのことを忘れていた僕は目を丸くして「えっ、なんでわかるんですか?」と…。そのあと大笑いし、兄ちゃんと鬼滅談議で盛り上がりました。
そんな鬼滅の劇場版、アメリカで二週連続1位になったそうですね。なんかうれしいな。どんどん行けー!
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いつもの余談です。
今朝保育園に出した連絡帳から。
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母とココ(仮名)が商店街を歩いていると、「新築物件、興味ないですか」と声をかけられました。興味はないけど、相手に悪くて無視することができない母、つい立ち止まってしまいます。チラシを見ると、阿佐ヶ谷駅徒歩13分の一戸建てが6980万円でした。確かに安い。でも母は「引っ越したばかりなんです。すみませんねぇ」と言って再び歩き始めました。
「なんだったの?」とココ。
「新しいお家買いませんかやって」
「いくら?」
「6980万円」
「いいねえ」
いや、わかるんかい!
でもココはまんざらでもない様子。
「そこに引っ越したら〇〇くん(ココが大好きな男の子)のお家めっちゃ遠くなるけど、いい?」と言ったら、「やだ」と即答でした。
今月のサイスポは峠特集。お勧めの絶景峠がたくさん載っていて写真を見るだけでも楽しいし、ガイドブック代わりにも使えますよ。
で、僕の連載は、転倒骨折時に助けてくれた恩人との再会に、預かってもらっていた愛車との再会、そしてランドナー旅の再開! Yo!
担当編集者が褒めてくれた感動の(たぶん)お話です。
いつもの余談です。
今朝保育園に出した連絡帳から。
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お化け、宇宙人、やまんば、いろんなキャラに頼ってココ(仮名)を恐怖に陥れ、言うことをきかせてきましたが、どれも一過性の効果しかありませんでした。ところがここ何度か、ココのイヤイヤが出たタイミングで音が鳴ったり何かが落ちたりといったことが起こり、ココが怯えるように。今では「音鳴るで」とか「変なん来るで」と言ったら、ココは急にいい子になります。お化けといった具体的な形を与えるより、得体の知れないものの方が恐怖が増すのかも。なかなか興味深い事象だし、何より最近いい子が続いているのでありがたいです。ただ、一人になることを異様に恐れ、「いっしょにいて」と何度も言われるのがかなり面倒。そんななか、昨日はいつもの飲み仲間たちと青空パークに昼から集まり、夜まで飲んで帰ってくると、ココも疲れきったのか、早々に寝室へ。父に添い寝のご指名がかかったものの、放置して父は用事に集中しました。いつもなら「くーたん!(お父さん!)」とエンドレスで呼ばれるのに、静寂が続きます。しばらくしてから寝室にいくと、スヤスヤ寝ていました。得体の知れない恐怖も疲労と睡魔には勝てなかったようです。
関西のグルメ雑誌「あまから手帖」最新号に「あん食」の記事を4ページ書いています。
「あん食」、ご存じですか? 神戸やその周辺の人なら誰でも知っているそうです(僕は初耳でした)。
神戸の老舗パン屋さんが出しているあん入り食パンのことだそうです。略して「あん食」。いまでは類似品が多く出ていますが、これがルーツだとのこと。
長年愛され、文化にまでなった商品にはやっぱり面白い逸話がありますね。よかったら読んでみてください。
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いつもの連絡帳です。
今朝保育園に出した連絡帳から。
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トイレに貼っている世界地図を見ているうちに国名を覚えたココ(仮名)。食卓では始終ラジオから国際ニュースが流れ、父の口からはトランプ、プーチン、ネタニヤフといった言葉がよく出るからか、世界の様子をなんとなく感じ始めているようです。「クイズ(なぞなぞ)やって」といつものようにリクエストしてきたので、母は世界地図を見ながら言いました。
「なんでもオラのだ、オラのだ、と欲しがる国はどこでしょう?」
(オランダか、苦しいな…)と父が思っていると、ココが答えました。
「アメリカ!」
偶然なのか、わかって言っているのか不明ですが、なんかすごくないですか? 娘が、じゃなく、話の完成度が(笑)。
父と母は顔を見合わせ、大笑いしながら「正解!」と叫んでいました。
これめっちゃいい!
パナソニックの浄水器「TK-CJ24」です。
あ、ステマでもパナソニックの使いの者でもないですよ(笑)。
浄水器はブリタのポット型をずっと使っていたのですが、カートリッジの値上がりがひどくて…。それに正規品やら日本仕様やらカートリッジの種類が多すぎて購入のたびに面倒…。
ちょっと見直そうと思い、各社比較したらコスパが全然違いますやん!
圧倒的によかったのがこのTK-CJ24でした。本体価格約1万円で4000リットル浄水できます。1リットルあたり約2.5円。比較すると、ブリタの約2.5分の1、交換カートリッジ(約4500円)だけだと、ブリタの約5分の1!
どうせちょろちょろと水の出が悪いんでしょ、と思っていたら、全然。ちゃんと浄水できているの?と疑ってしまうぐらい普通に水が出ます。それでいて除去物質がブリタは16個に対し、こちらは19個と浄水性能も上。さらに言えば、浄水器を通さない場合、水の出方を二通り選べるんですが、シャワーモードがめっちゃいいんですよ。皿も手も実に洗いやすい加減で。……なんかテレビショッピングみたいになってきたな(笑)😅。
動画はこちら→こちら
ひとつ注意点を上げれば、高さが7.5cmあるので、その分、蛇口が下がります。なので僕は水道のパイプを交換し、蛇口を上げました。こちらがその商品。
https://amzn.asia/d/3YwMsly
Amazonには知りたい寸法が出ておらず、見た目の印象だけで購入しましたが、みごと干渉せずに浄水器を取り付けることができました。
以上、ご参考までに。
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いつもの余談です。
今朝保育園に出した連絡帳から。
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階下からココ(仮名)の号泣が聞こえてきました。慌てて1階に下りると、母とココの前にトランプが。スピードをやって母に負けたそうです。それでそこまで激しく泣くか…。母も呆れ、娘を放って風呂に入りました。仕方なく父が後を引き取り、スピードをやることに。「負けたからといって泣いたり怒ったりするのなしやで」と念を押すと、殊勝にうんと頷くココ。でもいざ始めると、どんどん険しい顔になっていきます。面倒なので手をゆるめ、わざと負けると、ココは笑顔になりました。そんなヤラセ勝負がいかに無意味でつまらないかを学ばせようと、次からは、あえてカードが残り2枚になったところで手を止め、ひたすら待って、ココを先に上がらせる、という露骨な負け方を繰り返しました。ココもさすがに気づいてだんだんつまらない顔になり、「真面目に勝負して!」と逆上する――というのが父の見立てでしたが、娘は毎回勝つたびに嬉々として子猿のように踊っていました。頭大丈夫ですかね?
とうとう行けました、静岡の「さわやか」!
異常人気のファミレスチェーンです。4〜5時間待ちもざらにあるとか。
ミディアムで食べるハンバーグのおいしさを知ってもらおうと、徹底した品質管理、ならびに低価格の実現のために静岡県内だけで展開しています。
静岡湯治ツーリングのゴールがここでした(笑)。
口阪本温泉から山を下って静岡市へ。西アフリカを一緒に走ったシンジの家を訪ね、さわやかに誘うと、先週さわやかに行ったばかりだという奥さんと9歳の長女も「さわやかなら当然行く」と同行することに。地元の人からの人気もやっぱり相当高いみたいですね。
17時に店に行くと、席はまだぎりぎり空いていました。
看板商品の「げんこつハンバーグ」は、以前はかなり安かったようですが、物価高騰のあおりを受け、いまは単品で税込1540円、ライスをつけて1830円と、ファミレスにしてはむしろお高めな値段設定。でも食べた瞬間、印象が変わりました。めちゃくちゃうめえええ! これならむしろ安いぐらい。そりゃ異常人気にもなるはずです。
旅行の動機にもなりますね。娘に食べさせたい!と思いましたもん。実際、休日は県外ナンバーの車であふれるそうです。
これ、県が予算を出して、さらなるコスパ強化を図ってもいいんじゃないかな(笑)。県外には店を出さないという条件をつけて。
ああ、でもますます混雑して県民からは大批判を食らうか……。
ちなみにこの日は平日でしたが、18時にはもう長蛇の列ができていました。
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いつもの余談です。
今朝保育園に出した連絡帳から。
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モンスターが1000種類以上載っているポケモン大図鑑に夢中のココ(仮名)。最近は“ポケモンしりとり”を母に強要します。ココが「テッシード」とモンスターの名前を言うと、娘からその世界観を叩きこまれた母は「ドドスラス」とそれっぽい名前をでっちあげます。ココは「スピアー」と続けたあと、「つぎ、くーたん(お父さん)」といきなり振ってきました。母はニヤニヤしながら「センス出るでぇ」とプレッシャーをかけてきます。ポケモン知らんちゅうねん、と父は思いつつ、さすが作家、と唸らせる名前を創造してやろうと、しばし黙考したのち言いました。
「アックスボンバー」
母がバカにしたように「昭和やなあ」と言って大笑いすると、ココもゲラゲラ笑いながら言うのでした。
「ほんまや」
昭和知らんやろ!
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