2006年11月30日
[図解]東京の地下技術
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思わず [これはすごい] タグを付けたくなる内容の本だった。
そもそもなんで自分の Amazon のおすすめリストに入ってきたのかわからないんだけれど、 たぶん鉄関係の本をチェックしているからなんだろう。
本書は書名のとおり東京を例に、土木技術(特に地下および超大規模構造物)を平易な文章と豊富なイラストで紹介したものである。専門家には当たり前すぎてつまらない内容なのかもしれないけれど、建築初心者の僕には丁度よかった。
たとえば東京港臨海道路のトンネル部は4万トンの重さのトンネルブロックを11個、それぞれ海に浮べて引っ張っていき、海に沈めて連結してできた全長1.3km のトンネルである、というような一般人の想像をはるかに越えた現実を知ることができる。いったいどうやって4万トンの物体を海に浮べるのか、そしてそれをどうやって沈めるのか、その手法は知ってしまえば確かにそのとおりと思うのだけれど、それを想像できるかというと僕には自身がなかった。
本書を読むと、トンネルや地下施設というのはそれぞれがオーダーメイドなのだ、ということがよくわかる。シールド機はトンネルにあわせて特注のものが作られるし、その土地の土壌や地盤の性質、あるいは周辺の環境に併せて適宜工法が選択・開発される。これはやっぱりソフトウェア開発でいうところのデザインパターンや開発手法に近いな、と思った。ソフトウェア開発手法に興味があるのなら、建築関係の本を読むのはやっぱり必要なのかも。
- 図解 東京の地下技術―地面の下は「知」の結集、「技」の競演!
- 青山 ヤスシ 古川 公毅
- かんき出版 2001-12
ラベル: architecture, books
posted by yohei @ 00:10 0 comments
2006年11月24日
第九回XML開発者の日 終了
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無事終了しました。
プレゼンは secondlife さんのプレゼンツールをカスタマイズして使わせてもらいました。ありがとうございました。はてな記法なんで、はてなダイアリーに置いておきます。
ラベル: xmldevday
posted by yohei @ 23:20 0 comments
2006年11月07日
第九回XML開発者の日
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11月24日に、昨年と同じ新富町の印刷会館で第九回XML開発者の日が開催されます。現時点で六つの発表が予定されていますが、あと一つか二つ追加されるかもしれません。
今回、僕は「現実的な REST の実践(仮)」というタイトルで、実際のところ REST はどうつかえるのか、という話をしようと思っています。Cool URI とか Uniform Interface などが実際にどう Cool で Uniform なのかを昨年よりは具体的にお話できればと思っています。
これが知りたい、という話があったらブログのコメントかブックマークコメント(del.icio.us とはてなブックマークとライブドアクリップは見てます)でご意見をいただければ、できるだけ応えられるようにしたいと思います。
先ほどの xml-users への村田さんの投稿によると数日前の段階で70名の参加者だそうなので、参加希望の方はお早めに申し込みください。
posted by yohei @ 23:47 0 comments
2006年11月06日
REST 本
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著者は Leonard Richardson と Sam Ruby。 Leonard Richardson さんは知らなかったけど、有名な人なんですね。
目次を見るとわかるけど、REST のアーキテクチャスタイルと その実装としての Web をリソース指向アーキテクチャの観点で ruby コード付きで語るという わくわくするような内容です。
日本語版欲しいなあ。誰か訳してくれないかなあ。
[update 2007年09月21日] その後出版されました。
posted by yohei @ 20:15 1 comments