神社・仏閣
山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア 宇陀市
寺
室生寺
むろうじ
奈良時代末、東宮(のちの桓武帝)の病気平癒を願った興福寺の僧賢憬(賢璟)が創建。現在の寺観を整えたのは賢憬の弟子修円といわれる。その後、一時衰退したが、江戸時代元禄年間に5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院の庇護を受け再興された。このころから、同じ真言宗で女人禁制だった高野山金剛峰寺に対し、室生寺は女人の参詣を許可。そのため女人高野と呼ばれ、女性の信仰を集めた。境内には柿葺きの金堂(国宝)や弥勒堂(重要文化財)、檜皮葺きの本堂(国宝)などが散在。金堂には、本尊釈迦如来立像(国宝)をはじめ、十一面観音立像(国宝)など木造の貞観仏5体が安置されている。このほか、弥勒堂の釈迦如来坐像(国宝)などの優れた貞観仏が伝わる。屋外に立つ古塔としてはわが国最小の五重塔(国宝)(高さ16m)は、1998年の台風で大きく損壊したが、現在は修復されている。塔の左の道を登ると御影堂(重要文化財)のある奥の院がある。シャクナゲやモミジが境内を美しく彩ることでも有名。
見どころ
毎月21日:弘法大師御影供法要 弘法大師像御開帳(奥之院)
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写経
毎日(正月・4月21日・8月7日・8日
・その他行祭事実施日を除く)
8:00〜17:00 約1〜2時間
般若心経1巻2,000円
2日前までに予約必要 -
基本情報
施設名 | 寺室生寺 |
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所在地 | 山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア〒633-0421 宇陀市室生78 |
TEL/FAX | 0745-93-2003 / 0745-93-2057 |
URL | http://www.murouji.or.jp/ |
宗派 | 真言宗 室生寺派 |
拝観時間 | 8:30〜17:00 ※(注記)12月1日〜3月31日は9:00〜16:00まで ※(注記)寳物殿は 9:00〜16:30 ※(注記)12/1〜3/31の間は9:30〜15:30 但し受付は15:00まで |
拝観料 | 個人 大人(中学生以上)...600円 小学生...400円 団体割引(30名以上) 大人(中学生以上)...500円 小学生...300円 障がい者割引(手長持参) 大人(中学生以上)...400円 小学生...300円 介添え者1名...400円 ※(注記)寳物殿は別途400円(一律) |
【バリアフリー情報】 スロープ:受付前、受付横トイレ 多目的トイレ:受付横トイレ(1ヶ所) 車椅子の貸出:無 |
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- 催事場
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花情報
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もみじ
もみじ
もみじ
11月中旬〜12月上旬
花と紅葉が見頃を迎える春と秋には、長谷寺と室生寺を結ぶ臨時バスが走る。
県内の寺社では珍しく紅葉のライトアップも行われる。 -
石楠花
石楠花
しゃくなげ
4月中旬〜5月中旬
例年ゴールデンウィークの頃に、自然石が敷き詰められた石段の鎧板から五重塔にかけて、道の両側には約3,000株に及ぶ淡いピンクの石楠花が咲く。これらの石楠花は昭和初期に信者の手によって御杖村から移植されたものと伝わる。
花と紅葉が見頃を迎える春と秋には、長谷寺と室生寺を結ぶ臨時バスが走る。
※(注記)石楠花開花期間中には、野点茶席、虚無僧献笛があります。