ちょっと前までは、レーザーによる型抜き加工は熱で焦げ跡が残り、紙にはあまり向かない加工技術でした。でもやっぱり時代は進んでいるんですね。裏面には多少熱による変色が見られるものの、表の輪郭線の上にぴったり沿った抜き跡はほとんど気になりません。従来の金型に較べてより細かい抜きが可能ですし、もうしばらくしたら「レーザー加工済み」のペーパークラフトが、当たり前に出回るようになるのかもしれません。最近は家庭用のプロッター(カッターによる卓上型抜き機)がずいぶん普及しているようですが、10年後には一家に一台卓上レーザー加工機なんて時代になったりして。ならないならない。(2006年2月28日)