不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2024年10月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。同社の不動産情報サイトで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京都(23区および都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の8エリアで集計した。
新築戸建ての平均価格は4,581万円(前月比0.1%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。エリア別では、東京23区7,048万円(同変動なし)、東京都下4,763万円(同0.7%下落)、横浜市・川崎市5,275万円(同0.3%上昇)、神奈川県他4,107万円(同0.5%上昇)、さいたま市4,281万円(同0.6%下落)、埼玉県他3,634万円(同0.1%下落)、千葉県西部4,269万円(同1.4%上昇)、千葉県他3,186万円(同0.7%上昇)となった。
東京23区、神奈川県他、千葉県西部の3エリアは17年1月以降の最高額となり、千葉県西部は18ヵ月ぶりの最高額を更新。さいたま市は13ヵ月連続、千葉県他は10ヵ月連続で前年同月比を下回った。
中古(既存)マンションの平均価格は4,052万円(同1.5%上昇)と、3ヵ月連続の上昇。エリア別では、東京23区5,750万円(同2.4%上昇)、東京都下3,196万円(同0.2%下落)、横浜市・川崎市3,454万円(同0.5%上昇)、神奈川県他2,620万円(同0.2%下落)、さいたま市3,262万円(同1.0%下落)、埼玉県他2,463万円(同0.6%上昇)、千葉県西部2,831万円(同1.1%上昇)、千葉県他2,064万円(同0.8%上昇)となった。
東京23区、横浜市・川崎市は、17年1月以降最高額を更新。中でも東京23区の上昇が目立ち、前年同月比14.0%上昇と、調査開始以来最高の上昇率となった。埼玉県他は14ヵ月連続、千葉県西部は12ヵ月連続で前年同月を下回っている。
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