砂浜美術館の教室
今日の教室「砂浜」を頭の中で「美術館」にしてみましょう。天井は空。床は砂。壁はなく、風がとおりぬけます。BGMは波の音、照明は日の光...
今から20年以上も前のこと、砂浜の「開発」について話し合いがなされました。もちろんリゾートホテルを建てて...といった意見もあったのです。でも私たちは、頭の中で、美術館を建てることを選びました。人も、クジラも、ウミガメも、小鳥も、みんなが気持ちよく暮らせる場所。砂浜美術館は、人と自然が楽しく共存できる美術館なのです。
砂浜美術館の考え方や取り組みなど、ご要望にあわせて詳しくご説明します。
地域には様々な課題があります。「若い人が少なくなった」「地域になかなか仕事がない」といった声は最近特によくきかれる言葉です。でも、それだけにチャンスもたくさんあるといえるでしょう。「地域資源を活用しながら、様々な切り口で町を元気にしていく」という視点や体験は、学生の皆様にとって、これからどのようなフィールドで仕事をしていくにしても、大きな経験になることと思います。
砂浜美術館の考え方やコンセプト、それをもとにした事業の取組みを学ぶとともに、「町全体を美術館」ととらえて、地場産業の生産現場の見学などを通じた地域の人々との交流、そして海・山・川での体験プログラムなど、学生の皆様の学びのフィールドとして、活用していただけます。
詳しくはこちらからどうぞ。
2012年3月31日、黒潮町に、34mというとても信じられない日本一の津波に襲われることが突如発表されました。もちろん、100年のうち99.999%は、海の恵みあふれる町でもあります。私たちは、リスクの0.001%を避けるために、海の近くで暮らす「お作法」を防災文化として育てています。
自然は恵みを与えるとともに、時に大きな災いをもたらします。砂浜美術館の防災学習プログラムは、私たちがそうした自然の一員であることを認識し、『自分の命は自ら守る』ことの大切さに気付くプログラムです。
この防災学習プログラムは、1講義、2ワークショップ、3フィールドワークの3つのパートによって構成されています。詳しくはこちらからどうぞ。
※(注記)100名さま以上の場合はご相談ください。