こまの会とは
今年で47周年を迎える姫路労音の音楽鑑賞運動の中から1977年に生まれ、みんなの手で発展させてきました。
こまの会には労音の会員だけでなく、演奏するよろこびを求めて多くの方々が参加されています。 こまの会は、一人ひとりが自分たちで運営し、人との関わりの中で仲間をつくり、自分自身の成長をめざしています。
今期で21期を迎えるこまの会は、教室の中から14年前に民族歌舞団「花こま」を誕生させました。そして労音の例会で迎える多くの専門家との交流を通し、日本の民族音楽のすばらしさを伝えるとともに、積極的に海外交流の輪も広げてきました。教室生はすべてアマチュアですが、より多くの人たちに民族音楽のすばらしさを伝えられるよう一回一回の練習を大切にしています。
「こまの会」創立時の目的には次のように書かれています。
働く者の立場に立って、日本の伝統芸能を正しく受け継ぎ発展させ、新しい日本民族音楽の研究と創造普及に努めます。
?T.伝統音楽の鑑賞・研究・演奏
?U.民族音楽運動の中で創られた作品の鑑賞・研究とその普及のための演奏
?V.音楽理論と音楽技術の習得
?W.新しい担い手をつくるための教室の確立
さあみなさん、琴・三味線・笛・太鼓の演奏を通して日本のすばらしい「心」を学び、教室での練習を通して仲間づくりを進めていきましょう!
ただいま奮闘中!
◆だいやまーく最近のこまの会◆だいやまーく
★キューバ・ラテンバンド『ニウルカ・イ・エル・ティム』の歓迎交流会で「新曲さくら」、長唄「勧進帳」から「滝流し」を演奏しました。「新曲さくら」は今年5月の労音キューバツアーでも演奏しましたが、そのときは少人数編成。
今回は14人の楽器編成で合唱の人数も30人くらいで演奏しました。ニウルカたちは何度も聞いている曲です。
さらにお別れ焼肉パーティーが9月1日に行われ、そこでは「郡上かわさき」で盆踊りをしました。バンドのメンバーも踊りに加わり、曲の最後の方では踊りをマスターしていました。さすが!
★9月12日(水)こまの会盆踊り発表会
7月から9月にかけて、初級、上級の教室生、研究生が入り混じって盆踊りに取り組みました。課題は2曲。「郡上かわさき」と「相馬盆歌」の2班に分かれての取り組みで、いつもはいっしょに演奏しないメンバーが顔を合わせることになって、新鮮な雰囲気でした。
発表会ではそれぞれの班の発表のあと、総踊りをしました。
盆おどりのおはやしを務めるにはかなりの経験がいるようです。でも、だんだんたのしくなってきた盆踊りです。
◆だいやまーく2001年9月半ば〜2002年2月までの課題曲◆だいやまーく
〔初級教室〕
「新曲さくら」 函館「きぬたの会」制作 平井澄子作曲
「新曲さくら」は、自然や人の心が荒れはてていくことを嘆き、再び美しくよみがえらせようと願う気持ちをさくらに託して、明るく歌いあげられている作品です。
♪さくら さくら やよいのそらは・・・
労音での国際的音楽交流の場でもっとも多く演奏されています。
〔上級教室〕
「新曲まんざい」 タカクラ・テル作 平井澄子作曲
「新曲まんざい」は、江戸時代の初めにできた地唄(上方唄)の「まんざい」を元に、新しく改定、創作を加えた作品です。
江戸時代の新年の京の町の市(いち)のもようをえがき、"まんざい"と"やしょめ"のふたりの「かけあい」の形を復元しています。
本来は車人形が二人を演じますが、「人間ぶり」といって人が役を演じます。
♪あらたまのとしたちかえる あしたより・・・
〔研究グループ〕
黒島口説(くるしまくどぅち)
沖縄八重山諸島の黒島の風景や人々の生活の様子を歌詞や踊りに織り込んだ創作曲。
おどり手は元気はつらつにハヤシ言葉をかけてゆきます。
沖縄の歌、沖縄の三味線、沖縄の太鼓に初挑戦する人もいて、
「ムズカシイ!」の声を連発させています。
♪口説ち口説ゅし聞ちぐとぅや♪
《エイサー部会》からお知らせ
踊りたい人大募集!
いっしょに踊りませんか?
6月の声を聞くとともに肌を指すような日差しの中、沖縄にまた夏がやってきます。
沖縄本島中部地区では旧盆の最後の夜、ウークイ(祖霊を送る行事)の締めくくりとして盆踊りが行われる。それがエイサー!
沖縄独特の三線や地唄に合わせて、若者たちが太鼓を打ち鳴らし威勢のいいかけ声をかける。
「エイサーエイサー、ヒヤルガエイサー、スイササー・・・」
若き乙女たちがしなやかに踊りをおどる。
沖縄の夏の風物詩。
練習日:毎月第1・3土曜日(原則)午後7時〜9時
練習場所:追って連絡します
会費:年会費2000円
お問い合わせ:姫路労音0792−88−6600 竹村まで