さがの歴史・文化お宝帳
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男山・女山
男山・女山
男山の登り口に、「嘉永己酉臣大野平教一撰書 嘉永二年(1849)」と僅かに読みとれる折れた門柱らしきものがあるが、これはかっての天賜園の石門のものである。頂上には大正15年1月15日県知事斉藤行三書による「王世子李垠殿下御展望所」の碑が今も建っている。男山の西北方に、それよりも低く、樹木数も少く、いかにも女性的につつましく控えている女山の姿は、昔の女性の心がけを思わせるものがあり、この一対の山は夫婦のあり方を無言に教えているようである。
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苗運寺のクスノキ
苗運寺のクスノキ
境内の南東隅にあって、胸高直径1.2m、高さ7m。大枝を強く剪りつめられているが生育状態は良好。ナツヅタが着生している。