茨城県救急医療情報システム

茨城県の救急医療の現状
➤近年、救急搬送件数は増加傾向にあり、令和5年は14万件を超え過去最多を更新しました。
➤その6割以上が一般病床数200床以上の病院に集中し、うち約半数は軽症患者が占め、中には緊急性の低いケースも見受けられます。
➤さらに4月からは、医師の時間外労働の上限規制が強化され、これまで以上に医療機関がひっ迫し救える命が救えなくなる事態が懸念されます。
あらためて県民の皆さまへ
➤救急車の要請があれば、原則、救急隊は搬送を断ることはありません。
➤命に関わるような緊急時は迷わず救急車を呼んでください。
➤救急車を呼ぶかどうか迷った場合は、茨城県救急電話相談、おとなは#7119、子どもは#8000にご相談ください。
➤軽い切り傷や擦り傷のみといった明らかに緊急性が低い場合は、安易に救急車を呼ばず、地域のクリニックなどを受診しましょう。

➤救急車が出動先の現場に30分以上留まるなど、搬送に基準よりも時間がかかってしまった事案が1月第2週(1/6〜1/12)は565件発生しました。これは昨年同週の2倍以上の数値であり、救急が大変ひっ迫している状況です。
➤急な病気やけがで救急車を呼ぶべきか、すぐに医療機関を受診したほうが良いのかといった判断に迷った際には、茨城県救急電話相談をご利用ください。いつでも看護師等の専門家から電話でアドバイスを受けることができます(24時間365日年中無休)。
➤救急車や病院は、限りある資源です。県民の皆さまの命を守るため、救急車の適正利用に御協力をお願いします。 詳しくはこちら
いばらき医療情報ネット

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