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2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
233
観光・交流産業の振興
評価者
農林水産商工部地域活力づくり分野 総括マネージャー 梅村庄三
059-224-2501
umemus00@pref.mie.jp
評価年月日
03/11/25 11:58:01
施策の目標
【誰、何が
(対象)】
観光・交流産業が
【どのような状態になることを狙っているのか
(意図)】
地域の特性を生かした観光地づくりに支えられ、活発に展開している
施策の数値目標及びコスト
2001(H13)
2002(H14)
2003(H15)
2004(H16)
2006(H18)
観光レクリエーション入込客数(総数)
(万人)
[
目標指標]
目標
4,450
4,475
4,500
4600
実績
4,258
4285
必要概算コスト(千円)
1,119,545
970,395
802,838
1,083,696
0
予算額等(千円)
1,025,048
863,566
701,445
974,672
概算人件費(千円)
94,497
106,829
101,393
109,024
0
所要時間(時間)
22,446
24,844
23,970
25,774
人件費単価(千円/時間)
4.21
4.30
4.23
4.23
必要概算コスト対前年度(千円)
-149,150
-167,557
280,858
-1,083,696
施策の数値目標に関する説明・留意事項
・
2002年度の入込客数(実績)は、前年比0.6%増加しましたが、一部を除いて県内全域で目標より伸び悩んでいます。
・
1年間に観光レクリェーション等の目的で、県内の観光地を訪れた人数の推計値(観光レクリエーション入込客数推計書)
・集客交流産業の振興には、地域の一人ひとりが訪れた方々をもてなしの心で対応していただくことが必要ですのでご協力をお願いします。
・
2003年度の目標値は、前年目標比25万人増を見込んでいます。
2003(
平成15)年度の取組内容
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
2005
年日本国際博覧会三重戦略プランに基づいて、「三重の輝きづくり」、「もてなしの力づくり」、「もてなしの舞台づくり」の3つの視点から競争力の強化について、民間協働体「伊勢志摩再生プロジェクト」が主体的に伊勢志摩地域をモデルとして進めています。
2004年度は、「三重の輝きづくり」として、「(株)伊勢志摩ツアーズ」が農林水産業や自然体験、海の幸、郷土料理等を活かした観光商品の開発を進め、新たな観光地の魅力づくりにつながっています。
「もてなしの力づくり」としては、観光関連事業者を対象としたもてなし向上研修のほか、NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが全国に先駆け、宿泊施設などのバリアフリー評価や情報の発信などを行い、サービス向上や地域のイメージアップに結びつけています。
「もてなしの舞台づくり」としては、市町村や住民と連携し、伊勢志摩空間快適性向上整備計画に基き、まちなみの整備などを進め、観光地としての快適性向上につなげています。
観光情報発信については、携帯電話の公式サイト化により、4月以降、アクセス数が急増し月
10万件の実績があります。
旬の行事となる熊野古道や芭蕉生誕記念事業は季刊誌「観光三重」でも発信しています。
観光夏キャンペーンとして、「クレヨンしんちゃんを探せ!フォトラリー
in三重」を実施し1000名を越える応募があり、県外のファミリー客は70%を越えました。2月には東京、大阪でマスメディアを活用したプレス交流を予定しています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
観光レクリエーション入込客数は、前年並みから漸増傾向にありますが、まだ増加に転じるような状況はみられません。
伊勢志摩地域でモデル的に取り組んできた様々なノウハウを活かしつつ、北勢、中南勢、伊賀、伊勢志摩、東紀州の各観光地域の熱意や活動を大切にし、地域の盛り上がりを支援することにより、全県的な観光振興の取り組みを展開していく必要があり、
10月に「観光振興のあり方検討懇話会」を設置したところです。
今後、観光レクリエーション入込客数の増加につなげていくため、次のことに取り組む必要があります。、
1 地域の魅力を発揮した観光資源の発掘から観光商品の販売まで一貫したシステムの構築や、熊野古道の世界遺産登録や芭蕉生 誕
360年イベントなど、旬の行事を契機にした戦略の集中実施
2 国の「グローバル観光戦略プラン」に呼応し、国、近隣府県と連携した外客誘致
3 伊勢志摩再生プロジェクトが主体となった観光地の競争力の強化
4 誘客を強く意識した情報発信力の強化、充実
2004(
平成16)年度の取組方向
「観光プロデュサー」を設置するなど、地域での観光商品(素材)づくりや、観光商品を販売するためのシステムづくりを支援するほか、芭蕉生誕360年イベント、熊野古道の世界遺産登録、愛知万博の開催など旬の行事を捉え、本県への誘客を推進します。
また、国が策定した「グローバル観光戦略プラン」に呼応し、本県への外客誘致を促進します。
観光地の競争力向上を目指して、観光地のバリアフリー化、観光地景観形成のシステムづくり及び施設のもてなし向上等を支援します。
さらに、(社)三重県観光連盟を通じて、誘客につなげる情報発信を拡充強化するとともに、ホームページの充実やマスコミを通じた情報発信を行います。
観光地のまちづくりは、伊勢志摩地区で「伊勢志摩空間快適性向上計画」に基づく景観や街並みなどの「空間快適性」を継続して整備するとともに、松阪市や東紀州地域においてもそれぞれの地域資源を活用した景観づくりやまちなみづくりに着手します。
2004(
平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)
基本事業名
担当チーム
注力
総括マネージャーの方針・指示
基本事業の数値目標
目標値
達成状況
改革方向
実績値
農林水産商工部 まちの活力づくり支援チーム
↑
観光地の主体性を重視したうえで、観光プロデューサーが市町村、地域、観光関係事業者と連携する取り組みとすること
観光商品の提供数
15件
農林水産商工部
まちの活力づくり支援チーム
↑
関係部局、関係省庁との連携を十分にした上で、地域主体の取り組みを重視すること
観光街並み空間づくり地区数
7
件
農林水産商工部 まちの活力づくり支援チーム
↑
観光客が満足できる情報の発信を、観光客が来たくなる誘客活動に取り組むこと
観光ホームページへのアクセス件数
1100000
件
主な事業
1 <新>観光商品づくり推進事業【基本事業名
23301 観光商品づくりとサービス向上の推進】
当初予算額:
40,992(千円)
事業概要:観光資源の発掘・開発から観光商品の販売に至る一貫したシステムを構築し、地域の観光資源を活用した多様な観光商品づくりを行います。
2 <新>観光客誘客推進事業【基本事業名
23301 観光商品づくりとサービス向上の推進】
当初予算額:
148,320(千円)
事業概要:
熊野古道の世界遺産登録(予定)や芭蕉生誕360年イベントの開催などの旬の行事を契機に、多くの観光客を本県へ誘客するための取組を展開します。
3 2005年集客交流戦略推進事業【基本事業名
23301 観光商品づくりとサービス向上の推進】
当初予算額:
108,397(千円)
事業概要:
地域観光事業者と行政が協働で実施する伊勢志摩の再生に向けた取り組みを進めるため、民主導協働事業体である伊勢志摩再生プロジェクトなどの主体的な取り組みに対し支援します。
4 「みえとあそんで」観光振興事業【基本事業名
23303 観光情報の発信と誘客活動の推進】
当初予算額:
177,981(千円)
事業概要:
三重県の観光産業の健全な発展を図るため、(社)三重県観光連盟を支援することにより、観光情報の発信力を強化します。
5 伊勢志摩観光コンベンション機構運営補助金【基本事業名
23303 観光情報の発信と誘客活動の推進】
当初予算額:
6,000(千円)
事業概要:
伊勢志摩地域のコンベンション誘致、観光振興、フィルムコミッション推進を支援するため、伊勢志摩観光コンベンション機構運営補助金を交付します。