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<2010年度の目標>
一人ひとりが高い交通安全意識を持ち交通ルールを守るとともに、交通危険箇所が解消されるなど安全に安心して歩いたり、移動することができる交通社会の実現が図られています。
<数値目標>
<これまでの取組と成果>
県内の交通事故死者数の約半数が、伊勢湾沿岸の人口10万人以上の6都市に集中していることから、1999年度を初年度とした3箇年計画により「ワースト10脱却モデル地区事業」として、当該6都市において参加・体験型の啓発・教育事業をはじめとする重点的な対策を推進しました。
それにより、6都市における交通事故死者数を実施前年の104人から2000年末には93人に減少させるなど一定の成果をあげることができました。
さらに、四季の交通安全運動などによる啓発活動の展開や三重県交通安全研修センターにおける交通安全教育の推進等を通じて、県民の交通安全意識の高揚を図りました。
また、交通管制エリアの拡大や信号機の増設、その他の交通安全施設整備等により安全・安心な道路交通環境整備を進めました。
<残っている課題>
運転免許保有者や自動車台数の増加に加え、高齢化の進展による高齢者の関係する交通事故の増加及び飲酒に起因する死亡事故が多発するなど、道路交通情勢はますます厳しくなっています。
このため、一人ひとりが交通事故防止を自らや地域の問題としてとらえ、より高い交通安全意識を持つことが必要であるとともに、行政においては実効性のある啓発の推進とともに、安全な道路交通環境の一層の整備充実が必要となっています。
さらに、交通人身事故の増加が続いていることから、交通死亡事故抑止対策と併せて交通事故全体の減少を図る防止対策が必要となっています。
<平成14年度の施策の取組方向>
交通事故死者の抑止のため、特に全交通事故死者の約4割を占めている高齢者の事故防止、交通死亡事故の大きな要因となっている飲酒運転の追放及びシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底に重点を絞った対策を推進するとともに、交通死亡事故の多発地域における交通事故防止対策を推進します。
また、交通安全施設整備においては、通学路の歩道整備など、早期の事業効果を重視した事業を推進します。
<平成14年度当初予算編成に向けての基本的な考え方>
(生活部)
交通事故死者の約3人に1人が高齢者であること、また、死亡事故の約5件に1件が飲酒運転が関係していることから、高齢者対策として昨年度に引き続き交通安全アドバイザーの養成を進めるとともに、飲酒運転追放の啓発事業を推進するほか、四季の交通安全運動等においてシートベルトとチャイルドシートの着用の徹底を啓発するなど、重点を絞った交通事故防止対策を推進し、交通死亡事故の防止を図ります。
(県土整備部)
交通安全施設整備として、自転車歩行者道や歩道の設置及び交差点改良を実施し、事故防止対策を推進します。
(警察本部)
運転免許更新時の講習等を通じて、交通安全意識の高揚を図るとともに、飲酒運転に係る事故や高
齢者の事故を抑止するための重点的な事業を推進します。
交通の安全と円滑を図るため、交通環境の変化に対応した交通規制の実施及び交通信号機、道路
標識等の交通安全施設の計画的な整備を進めます。
飲酒運転を中心とした交通死亡事故に直結する悪質・危険な違反の取締りを強力に推進します。
<主な事業>