令和4年度県内市町の普通会計決算・健全化判断比率等(速報)及び公営企業会計決算の概要

三重県内市町の令和4年度普通会計決算及び健全化判断比率等(速報)及び公営企業会計決算の概要を公表します。

1 普通会計決算の状況
(1)決算規模・決算収支
1 歳入総額 8,671億5,408万円
地方税が増加した一方、国庫支出金が減少したことなどから、前年度に比べて104億6,385万円
(▲さんかく1.2%)減少しました。
2 歳出総額 8,356億6,630万円
扶助費が減少した一方、普通建設事業費や補助費等が増加したことなどから、前年度に比べて
8億7,965万円(+0.1%)増加しました。
3 実質収支 合計259億7,716万円
昭和63年度以降35年連続で全団体の実質収支が黒字となりました。

(2)財政分析指標等
1 経常収支比率 県平均89.8%
前年度に比べて+3.4ポイント上昇しました。
2 積立金現在高 2,791億9,726万円
前年度末より122億9,336万円(+4.6%)増加しました。
3 地方債現在高 6,395億7,570万円
前年度末より247億4,981万円(▲さんかく3.7%)減少しました。

2 健全化判断比率等の状況
(1)実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率
いずれも早期健全化基準以上の団体はありません。

(2)資金不足比率
経営健全化基準(20%)以上の公営企業会計及び資金不足がある公営企業会計はともに
ありません。

3 公営企業会計決算の状況
決算規模は2,152億1,679万円(法適用 2,025億9,905万円、法非適用 126億1,774万円)で、
前年度の2,138億8,055万円に比べ13億3,624万円、+0.6%の増となっています。

※(注記) その他概要につきましては、別添資料のとおりです。

(参考)健全化判断比率に係る早期健全化基準(市区町村)
・実質赤字比率:財政規模に応じて11.25%〜15%
・連結実質赤字比率:財政規模に応じて16.25%〜20%
・実質公債費比率:25%
・将来負担比率:350%