三重県のシンボル
県章(けんしょう)(昭和39年4月20日制定)
県章
三重県の「み」を力強く雄飛的(ゆうひてき)にデザインしたもので、世界的に有名な真珠養殖(しんじゅようしょく)も象徴(しょうちょう)しています。また、右上がりになっている字は、県が飛躍(ひやく)することを表しています。
県民歌(けんみんか)(昭和39年4月20日制定)
県章
県民歌は、県民が気軽(きがる)に県民として誇(ほこ)りをもって歌える、軽快(けいかい)で健康的(けんこうてき)なものをということで、形式、応募資格(おうぼしかく)の制限(せいげん)を設(もう)けず、広く全国に募集(ぼしゅう)し、全国385点の応募作品の中から入選した作品の一部を修正して決定したものです。
なお、作曲は東京の作曲家飯田信夫(いいだのぶお)氏に依頼(いらい)したものです。
楽譜(がくふ)・ 試聴(しちょう)はこちら
[県の獣(けもの)] カモシカ(昭和39年11月24日指定)
カモシカ
山羊(やぎ)ににた姿をしていますが、牛科に属する反芻獣(はんすうじゅう)で、雌雄(しゆう)共に双角(そうかく)を持っています。高山地域の森林や岩山、断崖地(だんがいち)などに住み、国の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)に指定されています。
[県の花] ハナショウブ(昭和44年9月22日指定)
ハナショウブ
花軸(かじく)は直立(ちょくりつ)して分岐(ぶんき)しないのが特徴(とくちょう)です。花は初夏(しょか)に咲き、色は白・紫・薄紅(うすべに)など。桑名市の九華(きゅうか)公園や明和(めいわ)町の斎王(さいおう)の森、伊勢神宮(いせじんぐう)の勾玉池(まがたまいけ)などで見られます。
[県の木] 神宮スギ(昭和41年10月20日指定)
神宮スギ
伊勢神宮神域林(しんいきりん)の主林木(しゅりんぼく)。昔から千枝(せんし)のスギ、ホコスギなどの名で多くの詩歌(しいか)に読まれました。伊勢神宮や大紀(たいき)町の瀧原宮(たきはらのみや)には樹高(じゅこう)40メートル以上の巨木(きょぼく)が生(お)い茂(しげ)っています。
[県の鳥] シロチドリ(昭和47年6月20日指定)
シロチドリ
春夏はペアで、秋冬は群(む)れをなして行動します。木曽岬(きそさき)町から伊勢(いせ)市にかけての海岸で見られますが、近年、その数が減少しつつあり、保護の必要が叫ばれています。
[県のさかな] 伊勢えび(平成2年11月2日指定)
伊勢えび
茨城県以南(いなん)の太平洋沿岸(えんがん)に多く分布し、三重県では主に志摩(しま)半島で生産されています。県内の生産量は、全国生産の1割を占(し)めていて、全国3位です。