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行政による相談窓口
県や保健福祉事務所、市町村などの行政が運営、実施している相談窓口をご紹介します。
神奈川県不妊・不育専門相談センター
不妊や流産を繰り返す不育症について、医師や臨床心理士、助産師などの専門家が相談に応じています。
まあ、臨床心理士による相談では、流産・死産によるグリーフに関する相談も受けています。
詳しくは、神奈川県不妊・不育専門相談センターをご覧ください。
性と健康の相談センター
性別を問わず、思春期、妊娠、出産、不妊・不育、婦人科疾患、泌尿器科疾患や更年期障害等の悩みに関する相談を受けています。
詳しくは、性と健康の相談センターをご覧ください。
流産・死産を経験された方/支援者による相談窓口
流産・死産を経験された方や支援者による相談窓口、団体・活動をご紹介します。(50音順)
NPO法人 SIDS家族の会
SIDS(乳幼児突然死症候群)やその他の病気、また流産や死産で赤ちゃんを亡くされたご家族を精神的な面から支えるための、全国組織のボランティアグループです。こどもを亡くした親自身によって運営されています。
神奈川県で活動する南関東地区は電話やメール相談に加え、横浜駅近くの県民サポートセンターで対面のピアサポートミーティングを開催しています。(いずれも無料です)
同じように悲しい経験をした‟ビフレンダ―”とともに、参加された方と悲しみを分かち合う時間です。医学アドバイザーの医師が質問にお答えします。
東京都の電話相談事業も受託し、当会ビフレンダ―が応対しています。
詳しくは、NPO法人 SIDS家族の会HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
ANGEL’s HEART〜赤ちゃんを亡くされたご家族の居場所〜
流産・死産・人工死産・新生児死等、さまざまな理由で赤ちゃんを亡くされたご家族が集まる自助サポートグループです。茅ヶ崎市を拠点に活動していますが、市外・県外の方の参加も可能です。
それぞれの思いや胸の内を自由に安心して話せるお話会や、赤ちゃんを見送るときに使用するおくるみを作り、産院に寄付する活動などを毎月開催しています。
詳しくは、ANGEL's HEART HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
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お空の天使パパ&ママの会(WAIS)
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妊娠初期から周産期、新生児期にお子さんを亡くされた方を対象に、悲嘆(グルーフ)のケア・サポートの活動を行っているセルフヘルプグループです。
毎月、流産・死産・新生児死でお子さんを亡くされた方を対象としたお話会を開催しています。
詳しくは、お空の天使パパ&ママの会(WAIS)HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
湘南助産師会
藤沢市を含む湘南エリアを中心に活動している助産師さんの団体です。
赤ちゃんを亡くした方へのケア(ペリネイタルロスケア)を行っている助産院の情報を公開しています。
詳しくは、湘南助産師会HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
天使の保護者ルカの会
流産・死産、新生児死亡を体験されたご両親、ご家族をサポートする活動を行っている団体です。
月1回、お話会を開催しています。同じ体験をしたスタッフと助産師や公認心理士などが対応しています。
詳しくは、天使の保護者ルカの会HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
天使のブティック
小さく生まれた赤ちゃんをお見送りするときの身に合ったお洋服や帽子を、同じ体験をした天使ママさんが製作しています。
詳しくは、天使のブティックHP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
働く天使ママコミュニティ iKizuku(イキヅク)
流産・死産・新生児死亡・人工妊娠中絶などを経験された働く女性の為のピアサポートグループ(自助グループ)です。
オンラインでのお話会や、神奈川県・東京都内を中心としたイベントを開催したり、ホームページやSNSで、関連情報の発信やセミナーなどでの啓発活動を行っています。
ホームページには、関連する法制度、職場復帰時のポイントやグリーフに関する情報、職場や周囲の方に知って欲しいこと、経験者のインタビューなども掲載しています。
詳しくは、働く天使ママコミュニティ iKizuku HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
まなざしカフェ〜新生児死、流産、死産を体験した親の集い〜
新生児死、流産、死産を体験された親の受け皿として鎌倉市を拠点に活動しています。
年3〜4回、大船観音寺にてお話会を開催しています。
流産・死産した赤ちゃんのための産着をメンバーで縫い、病院に無償で提供する天使服活動も行っています。代表は『赤ちゃんの死へのまなざし』の著者です。
元湘南鎌倉総合病院の助産師さんと共に対応しています。
詳しくは、まなざしカフェ〜新生児死、流産、死産を体験した親の集い〜HP(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
Baby Loss Awareness Week〜亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間〜
[画像:pinkanndo]Baby Loss Awareness Week(BLAW)とは、流産・死産・新生児死等で赤ちゃんを亡くしたご家族への心のケアや支援の必要性について意識を高め、大切な赤ちゃんに想いを寄せる国際的な啓発週間のことで、毎年10月9日〜15日と定められています。
希望を失いかけているご家族の孤立を防ぎ「ひとりじゃないよ」と生きる力を支えることを目的に、短い時間でも家族に幸せをくれた赤ちゃんの命を讃える大切な機会です。
BLAWの国際啓発シンボルとして、ピンク&ブルーリボンがあります。
詳しくは、Baby Loss Awareness Weekとピンク&ブルーリボン運動の周知活動を行っている団体 Baby Loss Family Support 'Angie'をご覧ください。
手続き・利用できる制度について
死産届
妊娠満12週以降の胎児を死産した場合は、死産から7日以内に市町村へ死産届の届出が必要です。
手続きの流れの確認やその他お問合せについては、お住いの市町村のホームページ等をご確認ください。
出産育児一時金
妊娠満12週(85日)以降の方(死産・流産を含む)は、支給対象となります。
ご加入の健康保険組合等にご確認ください。
産婦健康診査
流産・死産の後の体調で心配なことがある方は、出産から2週間後、1か月後に産婦健康診査費用補助券を利用し、医療機関で健康診査を受けることができます。
詳しくは、お住いの市町村等にご確認ください。
産後ケア事業
心とからだのケアを受けることができます。
詳しくは、お住いの市町村のホームページ等をご確認ください。
関連情報
働く女性が流産・死産した場合
働く女性が流産・死産(人工妊娠中絶を含む。以下同じ。)した場合には、産後休業や母性健康措置の対象となる場合があります。
詳しくは、こども家庭庁ホームページ(別ウィンドウで開きます)及び厚生労働省委託「働く女性の心とからだの応援サイト」(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。
- 産後休業
・対象者:妊娠4か月以降に流産・死産した女性労働者。
・内容:事業主は、原則8週間、当該労働者を就業させてはなりません。
(本人が請求し、医師が支障はないと認めた業務に就く場合には、6週間でも可。)
- 母性健康管理措置
・対象者:流産・死産後1年以内の女性労働者(妊娠週数は問わない)。
・内容:医師等から出血や下腹部等への対応として一定期間の休業の指導が出されることがあります。
事業主は、健康診査を受けるための時間の確保や、医師等からの指導事項を守ることができるようにしなければなりません。
医療機関スタッフの方へ
厚生労働省令和3年度調査研究事業で、流産や死産、人工妊娠中絶に立ち会う医療機関スタッフ向けの支援の手引きが作成されています。
・産科医療機関スタッフのための流産・死産・人工妊娠中絶を経験した女性等への支援の手引き(PDF:5,251KB)
・小児医療機関スタッフのための子どもを亡くした家族への支援の手引き
上記手引きにて、流産や死産、人工妊娠中絶を経験した女性や家族を支援するためのツールとして、情報提供リーフレットが紹介されています。
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