このサイトではJavaScriptを使用したコンテンツ・機能を提供しています。JavaScriptを有効にするとご利用いただけます。
更新日:2024年3月26日
ここから本文です。
「かながわの農林水産業」で働き始めた方のインタビューを掲載しています。
小学校の時、さつまいも堀やミニトマトの水やりが好きであり、農業に興味を持っていましたが、本格的に志したのは、価格維持のためにトラクターで野菜を潰している映像も見たときに、自分が安全・安心でおいしい野菜を栽培し、販売したいと思うようになり、県立中央農業高校に進学を決めたことでした。
自分で出荷した野菜が「おいしかった」と言っていただけること。売れることは、もちろんうれしいですが、消費者の生の声を聞けると頑張ったかいがあったと思うことです。
また、農業をしていなかったら、出会うことなかった多くの人達から助けてもらえることです。
研修先の畑と自分の借りた畑は違うため、計画どおりに栽培・販売がいかないことや毎年の天候も同じことはないので安定した収入を得るのが大変に苦労するため、先手、先手を打つために冷静な判断力などが必要となります。
自分の栽培している作物に対して、アドバイスをくれるベテラン農家がいないと、日頃から相談できる人が少ないので精神的につらくなることです。
秦野市に就農したため、農地が見つかりやすいことや900万人の消費者がいるので、自分にあった販売先が見つけやすいことです。
また、農業に興味を持っている人が多いので、収穫体験や加工などを経営に取り組みやすいことです。
新規で農業を行い、生計を立てようと思うととても大変です。楽しいなと思えることは5%くらいで、残りの95%はつらく苦しいことが待っています。
農業は、一つのことを知っているだけでは、決してうまくいきません。研修中にあらゆることを勉強し、吸収することで、失敗を最小限に抑えることができると思います。
一生懸命やれば、必ず見てくれる人がいます。これから農業をはじめようとしている方へ、ぜひ、勇気と覚悟を持って飛び込んで欲しいと思います。
このページの所管所属は環境農政局 総務室です。