金沢駅に設置された伝統的工芸品について、制作者のコメント付きで紹介します。
※(注記)人間国宝・芸術院会員の一覧についてはこちら。
パンフレットのPDF版については、こちらからダウンロードしていただけます。
金沢駅伝統的工芸探訪ガイド(PDF:18.1MB)
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中2階・ホーム階待合室
百工の間 30品目236点の伝統的工芸品
加賀藩5代藩主・前田綱紀は、工芸技術の育成に努め、各種伝統工芸の意匠、技法等の実物見本や雛形を集成し、分類整理して箱に収めた「百工比照」という資料を残しました。
新幹線金沢駅舎の待合室には、北陸新幹線金沢開業に際し、県内の多数の産地組合等の協力を得て製作された30品目236点の伝統的工芸品が壁面に納められており、前田綱紀が残した「百工比照」にちなんで「百工の間」と名付けました。
コンコース門型柱
鼓門をイメージした門型柱と24点の伝統的工芸品
兼六園口(東口)と金沢港口(西口)を繋ぐコンコースには、東口広場の鼓門をイメージした門型柱12対24本が設置されています。柱には県産材の能登ヒバが用いられており、内側には本県を代表する作家が制作した大型の伝統的工芸品プレートが設置されています。