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新たに山菜・きのこを生産・出荷される方へ

掲載日:2024年7月1日更新

新たに山菜・きのこを生産・出荷される方へ

はじめに

福島県では、放射性物質濃度の高い食品が市場に流通することを防ぐため、各地域でモニタリング検査を実施しています。

相双地区では、未だに野生の山菜などから高い値の放射性物質濃度が検出されることがあるため、

計画的なモニタリング検査の実施について〈相双農林事務所方針〉 [PDFファイル/784KB] に基づき生産者・品目ごとに年1度、出荷前の検査への協力を皆様にお願いしています。

「相馬地域で新しく山菜やきのこの生産を始めたい、出荷をしたい」という方は、はじめに相双農林事務所森林林業部へご相談ください。

(注記)山菜等の出荷可否の判断については、こちらのフローチャートをご確認ください。

山菜等の出荷可否判断方法 [PDFファイル/507KB]

山菜・きのこ類の出荷前検査手順

山菜・きのこ類について、連絡をいただいてから出荷までの手順は以下のとおりです。

手順

  1. 出荷制限品目の確認
  2. 生産状況の確認
  3. モニタリング検査の実施
  4. 出荷

手順1 出荷制限品目の確認

出荷したい山菜・きのこ類が出荷制限品目でないことを確認します。

出荷制限品目についてはこちらでご確認ください。

手順2 生産状況の確認

収穫場所、生産環境等を確認します。

生産者と日程調整のうえ、事務所職員が現地を視察します。

また、その際に「栽培・野生」についても判断します。

しろまる 栽培山菜類

主な栽培の山菜類は農業の取扱いとなりますが、林地で生育して野外の影響を大きく受けるわらび等の品目は、森林林業部が取り扱っています。

わらびの栽培については、施肥や草刈りといった圃場の管理が適切かを確認し、県で生産者台帳を整備しています。

出荷にあたっては、事前に生産者台帳への登録が必要となるので、新たに栽培わらびの出荷を希望する方はわらびが発生する前に農林事務所へ御相談ください。

(現場確認や事前検査(放射性物質濃度の測定)には時間が掛かってしまうため、早めに御相談ください。)

なお、下記リストに当てはまる山菜等(たらのめ、ふき 等)について、栽培のものの出荷を希望する場合は相双農林事務所農業振興普及部へご連絡ください。

区分 品目名
山菜

アサツキ、イヌドウナ、ウド、山ウド、ウワバミソウ(ミズナ、ミズ)、オオバギボウシ(ウルイ)、オヤマボクチ、キクイモ、

ギョウジャニンニク、クサソテツ(コゴミ)、クレソン、サンショウ(葉、芽、実、果皮)、シオデ、ジネンジョ、セリ、ゼンマイ、

タラノメ、ノビル、フキ、フキノトウ、ミヤマイラクサ(アイコ)、ムカゴ、モミジガサ(シドケ)、ユリネ、ワサビ(葉、花、根)

果実 アケビ、ギンナン、クリ、サルナシ、ナツハゼ、ヤマブドウ、ユズ

農業振興普及部のホームページはこちら

http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36260a/toppage.html

しろまる 栽培きのこ類

栽培きのこには、「原木栽培・菌床栽培」、「露地栽培・施設栽培」の区別があります。

きのこを出荷する際には、栽培方法と栽培環境が分かる食品表示をお願いします。

きのこの栽培の区別について

食品の安全性を確保するための放射性物質対策については、「福島県安心きのこ栽培マニュアル」を参考にしてください。

(栽培マニュアルは下記リンクに掲載しております。)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36055c/anshinkinoko.html

手順3 モニタリング検査の実施

相双農林事務所森林林業部では、生産者・品目ごとに年1度、出荷前の検査への協力を依頼しています。

(一検査には1kg程度の検体が必要になります。また、検査後に検体採取料をお支払いします。)

モニタリング検査は原則として、毎週火曜日・金曜日に実施していますが、

検査のための下処理などがありますので、下記のスケジュールを参考に事務所に連絡をお願いします。

・火曜日に検査する場合 ・・・ 遅くとも前週の木曜日までに連絡

・金曜日に検査する場合 ・・・ 遅くともその週の火曜日までに連絡

(注記)検査した日の夕方頃に電話、Fax、メール等で検査結果の速報をお知らせします。

なお、検査結果をお知らせするまでは出荷を控えるようにお願いいたします。

収穫適期に速やかに出荷するためには、発生初期に検査が行えるようご協力をお願いします。

しろまる 野生山菜類、栽培わらび等

出荷を予定している生産者毎に、山菜類の発生初期(出荷前)に下記の検査を実施します。

モニタリング検査

検査対象:出荷予定の山菜

検査頻度:生産者、品目毎に年1回

検査結果が基準値(100Bq/kg)以下であれば出荷可能。

しろまる 栽培きのこ

栽培きのこについては、生産資材である原木、ほだ木、菌床の段階から安全性を確認し、生産されたきのこについても改めて検査を行います。

出荷を予定している生産者毎に、下記の流れで検査を実施しています。

1 資材検査 2 モニタリング検査

検査対象:きのこの生産資材(原木、ほだ木、菌床)

検査頻度:生産者、品目、ロット毎に1回(きのこ発生前1回)

検査結果が指標値(原木・ほだ木:50Bq/kg、菌床:200Bq/kg)以下であればモニタリング検査が可能。

検査対象:出荷予定のきのこ

検査頻度:生産者、品目、ロット毎に年1回)

検査結果が基準値(100Bq/kg)以下であれば出荷可能。

栽培きのこの出荷・販売までの流れ [PDFファイル/940KB]

手順4 出荷

検査結果が確認できましたら、出荷を進めてください。

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