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県北管内の主な農業用水利施設を紹介します

掲載日:2020年7月27日更新
トップ写真(岳ダム)

農業用ダム

県北農林事務所管内には、福島県所有のダムが3箇所あります。

農業用水を供給する利水ダムや農地・農業用施設の洪水被害を防止するための防災ダムです。

安定的な農業用水の供給や災害の防止による国土保全のため、適切な維持管理を行っています。

岳ダム(二本松市)

阿武隈川水系原瀬川をせき止め、貯水しているダムです。

二本松市の旧二本松市及び旧安達町を中心とする704haの農地への用水の提供と原瀬川流域の洪水を防止する目的で造られました。

【諸 元】
型 式 重力式コンクリートダム
築造年 1979年
堤 高 60m
堤 長 215m
総貯水量 1100千m3
受益面積 704ha

岳ダム

(注記) ダムカード配布ダム

山ノ入ダム(二本松市)

阿武隈川水系山ノ入川に貯水しているダムです。

二本松市を中心とする553haの農地へ用水を提供する目的で造られました。

【諸 元】
型 式 アースフィルダム
築造年 2004年
堤 高 本堤 29.5m 副堤 14.0m
堤 長 本堤 196.0m 副堤 160.0m
総貯水量 1266千m3
受益面積 553ha

山ノ入ダム

(注記) ダムカード配布ダム

大笹生ダム(福島市)

大笹生ダムは、一級河川阿武隈川水系八反田川の上流にあります。

下流域である福島市西部の農地や農業用施設及び周辺の農村地域の自然災害の発生を未然に防止し、農業生産の維持と国土保全のために整備されました。

【諸 元】
型 式 センターコア式アースダム
築造年 1962年
堤 高 27.2m
堤 長 150.3m
総貯水量 913千m3
受益面積 533ha

大笹生ダム

揚水機場

河川などから、直接農業用水が確保できない地域では、揚水機場(ポンプ場)により水をくみ上げ、供給を行っています。

大きなものから小さなものまで、さまざまな機械がありますが、代表的なものを紹介します。

白沢揚水機場(本宮市)

白沢揚水機場は、阿武隈川よりポンプで水をくみ上げ、本宮市白沢地区及び二本松市の一部地域の681ヘクタールの水田にパイプラインで農業用水を供給する農業用施設です。

白沢揚水機場外観写真

白沢揚水機場

揚水機場内部

白沢揚水機場

頭首工(取水施設)

河川から農業用水を取り入れるための施設が、頭首工(堰)です。

芝堰(桑折町)

芝堰は、福島市から、伊達市、桑折町、国見町へ農業用水を供給する農業用水路である西根堰用水路にある頭首工です。

産ヶ沢川と西根堰用水路が交差する場所に設けられています。

芝堰

油井頭首工(二本松市)

油井頭首工は、農業用のダムである山ノ入ダムへ農業用水を供給するため、油井川に設けられた頭首工です。

油井頭首工

分水工

取水した水を受益地に分けるため、設けられた施設です。

ここでは、先人の工夫が生み出した特徴的な施設を紹介します。

栗本円筒分水工

農業用水を公平に分配するために設けられた分水工です。

下から湧きあがる水を円形状に分配し、決められた分量を平等に配分します。

栗本円筒分水工は、福島市にあり、松川から取水した用水を農地へ供給しています。

栗本円筒分水工

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