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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 千葉県企業局(上水道)関係の文化遺産 > 「栗山配水塔」が土木学会選奨土木遺産に認定されました。
更新日:令和4(2022)年5月31日
ページ番号:309552
千葉県営水道創設期の昭和12年に建設された「栗山配水塔」(松戸市所在)が、平成18年度の土木学会選奨土木遺産に認定されました。
選奨土木遺産の制度は、幕末から昭和20年にかけて建造された現存土木構造物の文化的価値の評価等を目的に、社団法人土木学会により平成12年度に創設されたもので、平成18年度は、栗山配水塔を含めて全国で25件の施設が認定されました。
今回の栗山配水塔の認定は、県水道局(当時)の施設としては、平成15年度の千葉高架水槽に次いで2件目となります。
なお、県有施設の認定は、栗山配水塔及び千葉高架水槽の2施設のみとなっています。
土木遺産認定書
銘板
千葉県営水道創設期の円筒形高架水槽で、ドーム状塔屋、頭頂部に4本柱の換気口をもつ。現役で配水を担い、地域の歴史的景観をなす。
本施設は、県営水道創設事業の中で「千葉県水道事務所江戸川水源工場(旧古ヶ崎浄水場)」の付帯施設として建設されましたが、昭和30年代の第1次拡張事業で栗山浄水場が完成した後は、同浄水場の管理となり、現在に至っています。
認定年度 |
名称 |
所在地 |
所有者 |
---|---|---|---|
平成16年度 |
柳原水閘 |
松戸市 |
国土交通省 |
平成17年度 |
めがね橋 |
南房総市 |
南房総市 |
平成18年度 |
利根運河 |
流山市,柏市,野田市 |
国土交通省 |
千葉高架水槽(千葉市中央区矢作町所在)は、栗山配水塔より1か月早い昭和12年2月に、千葉県水道事務所千葉水源工場(現誉田給水場千葉分場)の付帯施設として建設されました。(高さ:30m貯水容量:475立方メートル)
平成15年度には、全国的にも稀な多角形(正12角形)構造、バルコニー下部のコーニス風(※(注記))の装飾などの特徴的なデザインが評価され、千葉県内の施設で初めて土木学会選奨土木遺産に認定されました。
※(注記)コーニス
洋風建築の軒・壁の頂部,階と階の区切りなどを取り巻く帯状の装飾
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