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【知事会見】刈谷スマートシティ研究会の検討成果について

ページID:0377517 掲載日:2022年1月31日更新
急速な高齢化や環境問題など様々な地域課題を抱える中、県内市町村においては、こうした課題の解決につながるスマートシティ(注記)の実現がこれからのまちづくりの重要なテーマとなっており、県としても市町村の取組を後押ししていくことが求められています。
県内市町村の中でも刈谷市は、最先端の技術を持つトヨタグループ6社の本社・開発拠点が集積していることに加え、JR刈谷駅の改良工事や刈谷駅周辺の再開発などが進むとともに、地域の中核的な病院である刈谷豊田総合病院が立地するなど、スマートシティに取り組む条件や要素を備えています。
そこで2021年7月から、刈谷市をモデルとして、企業等と連携したスマートシティ化を進めるための研究会を県と刈谷市が共同で開催し、刈谷市の課題に対応した実証実験等のプロジェクトについて検討してきました。
この度、これまでの研究会の成果として、30項目に及ぶプロジェクトのアイデアをとりまとめましたのでお知らせします。
(注記)スマートシティとは
ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、諸課題の解決を行うとともに、新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域。

1 刈谷スマートシティ研究会について

(1)研究会の構成員(13企業・団体)
(五十音順)
トヨタグループ 株式会社アイシン、株式会社ジェイテクト、株式会社デンソー、トヨタ車体株式会社、株式会社豊田自動織機、トヨタ紡織株式会社
鉄道事業者 東海旅客鉄道株式会社、名古屋鉄道株式会社
通信事業者 株式会社NTTドコモ、西日本電信電話株式会社
病院 刈谷豊田総合病院
行政 愛知県、刈谷市

(2) 研究会の開催経過
・2021年7月30日 第1回研究会開催
・2021年8月〜12月 ワーキングチームでの検討(4分野:モビリティ、エネルギー、医療、通信・データ)
・2022年1月25日 第2回研究会開催

2 研究会の検討結果(主な実証実験プロジェクト等のアイデア)

(注記)詳細は別添資料に記載しています。

1 モビリティ(別添P8〜10)
・センシング技術を用いた交差点の安全確保
・企業社員送迎バスの共同運行と新技術の技術検証
・MaaSによるシームレスな交通環境の整備
・乗降、ドア回りセンシングで得られる乗客などのデータの地域活用検討

2 エネルギーマネジメント(別添P11〜12)
・様々なエネルギーリソースやIoT技術等を活用したエネルギーマネジメント
・J-クレジット制度を活用した市内循環モデルの構築
・EV・FCVを活用し、災害時の避難所等への電力供給

3 医療・福祉・健康づくり(別添P13〜16)
・5Gを活用した救急医療分野の実証実験
・スマートデバイスによる遠隔でのバイタル管理
・パワーアシストスーツ、歩行訓練ロボットの高齢者施設等での実証

4 データ活用・魅力発信(別添P17〜19)
・セキュアな(安全性の高い)個人認証技術による行政サービスのスマート化
・刈谷市情報配信アプリ「あいかり」へのIoT情報の集約による一元的な情報配信

など

3 研究会成果の活用

刈谷市は、プロジェクトのアイデアのうち、早期に実現が可能なものから事業実施に向けた関係者間の協議を進めます。
県は、今回の検討会を通じて得られた知見・ノウハウを活かしながら県内市町村のスマートシティ化に向けた取組をサポートしていきます。

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