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不正けしの見分け方について

ページID:0043071 掲載日:2024年4月10日更新

オニゲシ(植えてよいけし)とハカマオニゲシ(不正けし)の見分け方について

けしには、法律で栽培が禁止されている「けし」と、植えてよい「けし」があります。
過去に、栽培が禁止されているハカマオニゲシ(Papaver bracteatum Lindl)が、誤って県内で販売されていたことがありました。
苗をお求めになられて、次のような花が咲きましたら、苗の販売店又はお近くの保健所(名古屋市内は愛知県庁医薬安全課)にお知らせください。

ハカマオニゲシの特徴について

  1. 初夏に、径9〜12cmの鮮やかな深紅の大きな花を咲かせます。花びらは4〜6枚で、基部に黒紫の鮮明な斑点があります。
  2. 花びらのすぐ真下には4〜6枚のハカマ(苞葉)があります。これは、果実ができて、果実の下の茎(果梗)が枯れるまで残り、ハカマのように見えるので、「ハカマオニゲシ」の名前の由来となりました。
  3. 草丈は60〜100cmで、葉や茎全体が白く硬い毛で覆われています。
  4. 葉は濃緑色で、鳥の羽のような形に深く切り込んでいます。地面に近い部分の葉(根出葉)は密についており、長い柄(葉柄)があり、長さは柄を含め20〜25cmです。
  5. つぼみの表面には、硬く伏した(寝た)毛が多数ついています。
  6. 果実は、表面に毛がなく、青緑色です。
ハカマオニゲシとオニゲシの違いの画像

このほかの、栽培が禁止されているけしについて

今回話題となったハカマオニゲシのほか、県内では、次のようなけしが見つかっています。

  • セティゲルム種(Papaver setigerum DC)
  • ソムニフェルム種(Papaver somniferum L.)

これらのけしは、茎からの葉の生え方に着目すると、比較的容易に見分けることができます。

セティゲルム種の画像

セティゲルム種

ソムニフェルム種の画像

ソムニフェルム種

このように、葉の基部が、茎を抱き込むような形をしています
また、本県のセティゲルム種は、たいがいこの画像のような花の色、形をしています。

これらのようなけしを見かけられた場合も、お近くの保健所(名古屋市内は愛知県庁医薬安全課)にお知らせください。

参考となるホームページについて

問合せ

愛知県保健医療局生活衛生部医薬安全課
毒劇物・麻薬・血液グループ
E-mail: iyaku@pref.aichi.lg.jp


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