人や社会、環境や地域に配慮した消費行動である「エシカル消費※(注記)」の理念や意義について、講座やイベントの開催などを通して、広く普及啓発し、理解の促進を図るなど、持続可能な社会づくりにつながる消費者教育をすすめています。
※(注記)障がいのある人の支援につながる商品やフェアトレード商品、エコ商品、リサイクル製品、被災地産品等の購入や地産地消、食品ロス削減など、貧困や飢餓、雇用、地域活性化、気候変動、資源など、様々な社会的課題や環境問題の解決につながる消費行動のこと。
SDGsの達成に向けて行動する人づくりを進めるため、市町村や企業、団体など様々な主体と連携し、次代を担う若者を含めたあらゆる世代の方々を対象に、「SDGs AICHI EXPO」の開催やSDGs達成に向けた取組を紹介する動画・パンフレットによる普及啓発を行っています。また、愛知県SDGs登録制度「あいちSDGsパートナーズ」により、企業・団体等のSDGsの取組を「見える化」し、具体的な取組を促進しています。
障害者就労施設で作られたハンカチやお菓子などの授産製品を、愛知県内各地で行われるイベント「福祉の店」などで販売しているほか、愛知県庁内には常設の売り場を設けています。障害のある方が一つ一つ丁寧に作った製品です。
授産製品の購入は、障害のある方の社会参加と自立支援につながります。見て、触れて、是非購入してみてください。
障害者施設では、障害のある方が多数働いており、食品や日用品などの製造・販売のほか、印刷や清掃等の請負業務を行っています。
愛知県では、障害者施設の売上げ向上を目指し、県内の障害者施設で製造する商品(物品)や受注可能な請負業務(役務)を手軽に検索できる電子カタログ『あいせるネット』を開設しています。
※(注記)「愛知県」と「セルプ商品」(障害者施設で製造する商品や提供する役務等の総称)を組み合わせて命名。
企業や一般家庭から提供された、品質には問題はないものの、包装の印字ミスなどにより、通常の流通ルートに乗せて販売することが困難な食品や、賞味期限内の未利用食品を福祉施設などに提供するフードバンク。
愛知県では、その取組を活用し、福祉相談センターを通じて把握した町村にお住まいの生活に困難を抱えた方への緊急の食料支援を行っています。フードバンクは、あなたの"もったいない"が困っている人たちを笑顔に変える取組です。
愛知の酒の活性化と歴史ある蔵元の伝統の技を継承していくため、首都圏等大都市圏や県内の観光地などにおいて、消費者、訪日外国人に向けて、試飲販売会を行うなど、愛知の酒を広くPRする事業を進めています。
この機会に是非、愛知のお酒の魅力に触れてみてください。
愛知の農林水産物の消費と利用を促進し、地域活性化につなげるため、愛知県産農林水産物を使った商品へのシンボルマーク"あいまる"の表示や応援フェア、展示・商談会など、認知度向上や販路拡大の取組を通じて、地産地消を推進しています。
"あいまる"は、消費者と生産者が一緒になって、愛知の農林水産物を支えていくための愛知版地産地消の取組である「いいともあいち運動」のシンボルマークです。「エシカル消費」や「SDGs」につながる地産地消を通じて、愛知県の農林水産物の魅力を発見してみてください!
地元の旬の食材や郷土料理を取り入れながら、家族で美味しく食べる「愛であ朝ごはん」の献立づくりや調理などを通して、家族で望ましい食生活について一緒に話し合うなど、家族の絆を深める取組をすすめています。
長年培われてきた技を活かしながら、新しいライフスタイルやニーズに合った商品づくりができるよう、伝統工芸品の産地企業にコンサルタントを派遣し、新商品開発や新たな販路開拓の取組を支援することで、産地の未来を担う企業の成長を促進しています。
環境にやさしく、安全・安心な地域づくりに向けて、クルマと公共交通機関、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ ライフ」を推進するため、キャンペーンによる啓発や、お得な割引切符等の紹介、パーク&ライドの推進など、その普及・定着を目指した取組を進めています。
家電製品の省エネ性能や省エネに役立つ使用方法などの情報を、消費者にわかりやすく説明する「あいち省エネ家電サポーター店」の登録制度を通して、消費者が家電製品を買い換える時、高効率・省エネ型の製品を選択するよう促すなど、家庭での温室効果ガス排出削減の取組をすすめています。
限りある資源の有効活用と環境負荷への配慮から、本来まだ食べられるのに捨てられる食品、いわゆる「食品ロス」の削減に向けて、啓発イベントなどを通して、広く県民の皆様に普及する取組をすすめています。
本イベントは2024年11月2日に開催しました。ご来場いただきました多くの皆様に心から感謝申し上げます。
ESD※(注記)活動を県内に広げ、各校の活動をより充実したものとするための交流会を実施するなど、ユネスコスクールのネットワークづくりを進め、持続的な社会づくりを担う人材の育成に取り組んでいます。
※(注記)Education for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。(文部科学省ウェブサイトより)
木材は、二酸化炭素を吸収して育ち、SDGsやカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。また、心や身体に優しく働きかける、学習や生産性をあげるなどの効能が実証されています。
愛知県では、県産木材をはじめとする木材の利用が県内全域に広がることを目指し、木造・木質化を推進しています。
県民の皆様の脱炭素・循環型ライフスタイルへの転換や行動変容を促すため、環境負荷の小さい商品を優先的に購入するグリーン購入やプラスチック製カトラリー類※(注記)の辞退などの環境配慮行動(エコアクション)に対し、愛知県独自のポイント「あいちエコアクション・ポイント」を発行しています。※(注記)食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなど