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鹿児島県伊佐市(旧大口市)で産婦人科を開業していた遠矢善栄先生(当時・日本母性保護医協会 鹿児島県支部長)が、近くに住む重症心身障がい児の三姉妹と出会い、このような子どもたちに少しでも救いの手をさしのべたいと考え、健康な赤ちゃんを生んだお母さま方と、出産に立ち合った医師や看護師たちが「愛の献金」をと発案されたのがこの運動の発端でした。そして最近では企業の皆様方にもご協力いただき確実な歩みを続けてまいりました。このような浄財は、心身障害児施設や心身障害に関連する医学的研究に贈呈されてきました。
ところで、出生数の減少など最近の社会情勢は、おぎゃー献金基金のような浄財のみで運営されている団体には厳しいと言わざるを得ません。しかし、おぎゃー献金の主旨を思えば、立ち止まるわけにはまいりません。そこで皆様方にも、今一度、おぎゃー献金の主旨に思いを馳せていただき、今まで以上のご協力をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
公益財団法人 日母おぎゃー献金基金
理事長 石渡 勇