2025 ニチベイ デコブラインド コンペティション
文化学園大学
ニチベイ デコブラインド
コンペティションとは?
ニチベイが産学協同で取り組んでいる「ニチベイ デコブラインド コンペティション」は、インテリア業界の発展、そして、業界で将来の活躍を期待される学生にブラインドの魅力、可能性を感じてもらいたいとの願いを込めて開催しております。
今回、文化学園大学のコンペティションでは、学生たちが自由な発想で考えたコンセプトで「デコブラインド」をデザインし、実物を制作しました。
受賞作品
最優秀賞
文化学園大学 造形学部 建築・インテリア学科 1年
清水 麻菜美さん
テーマ:NIGHT DELIGHT ー落ち着いた派手さー
審査員寸評
ブラインドの規則的に並ぶスラットの特性を活かし、見事な躍動感を生み出した作品です。カラースラットの巧みな使い方、反転させた際の表情の変化など、ブラインドの機能とデザインの美しさが溶け合い、作品としての完成度を高めています。家具のカラーコーディネートや植物の配置など、インテリア全体の設えにも配慮が見られ、空間全体が調和している点も評価しました。
優秀賞
文化学園大学 造形学部 建築・インテリア学科 3年
佐藤 光さん
テーマ:安らぎの二象
審査員寸評
モノトーンで統一された空間に、ピクセル画で表現されたスタイリッシュなシルバーのブラインドが溶け込み、洗練された空間となりました。元々設置されていた雲の形の照明から発想を得て、モチーフを「月」へと展開させた着眼点も良く、大きな月とクレーターは雄大な宇宙を思わせます。愛らしいワンちゃんのモチーフは、シャープな印象ながらも空間に温かみを加えています。
優秀賞
文化学園大学 造形学部 デザイン・造形学科 2年
武居 りのさん
テーマ:光を形に... 感じる輝きを、見えるかたちへ
審査員寸評
小さな西側の窓が、光によってドラマティックに演出された窓辺へと変貌しました。7色のスラットを組み合わせたグラデーションカラーのブラインドと、バオバブの配置が絶妙です。飛び立つ鳥と気球のモチーフは、雄大なサバンナの風景を彷彿とさせます。また、スラットを反転させたときのシルエットも幻想的で美しく、機能性とデザイン性を両立した作品です。
インテリアビジネスニュース賞
文化学園大学 造形学部 デザイン・造形学科 2年
早坂 莉央さん
テーマ:OHANA 〜暮らしに溶け込む家族への祈り〜
審査員寸評
家族が好きなハワイの風景をモチーフとすることで、単なる通路の窓を、家族への愛を伝える温かなメッセージが込められた窓辺へと変貌させた作品です。ホログラムシートで表現した波のきらめき、ブラウンのスラットで表現したバルコニーの手摺りなど、細部にわたり工夫が見られます。ブラインドからは、丘の上のコテージのバルコニーで語らう、幸せな家族のシーンが目に浮かびます。