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春日若宮おん祭
掲載日:2024年12月2日
春日若宮おん祭(2024年)
松の下式(田楽座)
撮影:松井良浩
お渡り式(日使)
撮影:松井良浩
御旅所祭 宮司祝詞奏上
撮影:桑原英文
御旅所祭 神楽
撮影:桑原英文
御旅所祭 和舞
撮影:桑原英文
御旅所祭 納曽利
撮影:桑原英文
春日若宮おん祭 スケジュール
保延 2(1136)年、関白の藤原忠通がご五穀豊穣を祈って始めたというおん祭。17 日未明の若宮神の遷幸(せんこう)や日中の芸能集団らのお渡り式、還幸(かんこう)まで行われる神事芸能は必見。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
日にち | 時間 | 事項 | 内容詳細 |
---|---|---|---|
2024年12月15日(日) | 13:00 | 大宿所詣 (おおしゅくしょもうで) |
大宿所にて。大宿所とは、おん祭の願主役(がんしゅやく)、御師役(おしやく)、馬場役(ばばやく)を勤める大和士(やまとざむらい)が精進潔斎を行う参籠所。境内ではお渡りの衣装や神前の献菓子などを目にすることができる。 |
14:30 16:30 18:00 |
御湯立 (みゆたて) |
大宿所にて。14時30分に地元商店街による大宿所詣行列のため、16時30分に大和士のため、18時に一般参拝者のために、御湯立が行われる。 | |
17:00 | 大宿所祭 (おおしゅくしょさい) |
大宿所にて。おん祭の無事の執行を祈願する。 | |
2024年12月16日(月) | 14:00頃 | 大和士宵宮詣 (やまとざむらいよいみやもうで) |
若宮にて。大和士と流鏑馬児(やぶさめのちご)とが神事参勤の無事を祈り、若宮社前へ御幣(ごへい)を奉納し、拝礼を行う。 |
15:00 | 田楽座宵宮詣 (でんがくざよいみやもうで) |
本社、若宮にて。田楽座による田楽奉納。 | |
16:00 | 宵宮祭 (よいみやさい) |
若宮にて。遷幸の儀(せんこうのぎ)に先立ち、若宮神前に"御戸開の神饌"(みとびらきのしんせん)を奉り、祭典の無事執行を祈る行事。宵宮祭ののち、若宮本殿は白の御幌(みとばり)で覆われる。 | |
2024年12月17日(火) | 0:00 | 遷幸の儀 (せんこうのぎ) |
若宮神を本殿よりお旅所の行宮(あんぐう)へお遷しする行事。遷幸にあたってはわずかな明かりや写真撮影も厳禁。参道が松明の火によって浄められ、お旅所まで点々と続く火の粉のみが道を示す漆黒の闇のなか、榊の枝で十重二十重に囲まれた若宮神が遷幸する。古式にのっとった厳粛な儀式。 |
1:00 | 暁祭 (あかつきさい) |
お旅所にて。お旅所に到着した若宮神に朝の御饌を供え神楽(かぐら)を奉納する儀式。行宮の前には神を迎えた事を表す植松(うえまつ)を立て、神前に海川山野の品々が献じられる。旧祢宜(ねぎ)の大宮家より古式による「素合の御供」(すごのごく)が奉られ、宮司の祝詞(のりと)に続き社伝神楽が奉納される。 | |
9:00 | 本殿祭・御留守事 (ほんでんさい・おるすごと) |
春日大社本社、お旅所にて。若宮おん祭の無事の斎行を祈る。 | |
11:15〜 | 試しの儀 | 奈良県庁前の登大路園地にて。 出発前の行列の各役が所作を行い、順次お渡りに出発する。 |
|
12:00〜 | お渡り式 (おわたりしき) |
行宮へ遷られた若宮神のもとへ、芸能集団や祭礼に加わる人々が行列をなして社参するもの。なかでも平安時代から江戸時代に至る華やかな伝統行列は見もので、色鮮やかな衣装が楽しめる。日使(ひのつかい)、神子(みこ)、細男(せいのお)・相撲(すもう)、猿楽(さるがく)、田楽(でんがく)、馬長児(ばちょうのちご)、競馬、流鏑馬(やぶさめ)、将馬(いさせうま)、野太刀(のだち)、大和士(やまとざむらい)、大名行列と、総勢千余名による古式にのっとった行列。 | |
12:50〜13:50 | 南大門交名の儀 (なんだいもんきょうみょうのぎ) |
興福寺旧南大門跡にて。興福寺内を出発して一之鳥居までの「下の渡り」の中心行事。祭礼の主催権を持つ興福寺への敬意を表し、またお渡り式に不備がないかをあらためるもの。 | |
13:00〜14:30 | 松の下式 (まつのしたしき) |
「影向の松」(ようごうのまつ)前にて。一之鳥居からお旅所までを「上の渡り」という。能舞台の鏡板に描かれているといわれる影向の松の前を通過する際、陪従(べいじゅう)・細男・猿楽・田楽らが、芸能の一節や所定の舞を演じお旅所に入ることを許されるというもの。 | |
13:00頃 | 競馬(けいば) | 一之鳥居内馬出橋よりお旅所前の勝敗榊まで。 | |
14:30〜22:30 | お旅所祭 (おたびしょさい) |
お旅所にて。お旅所の正面には、若宮の行宮が設けられ、その前方に芸能奉納が行われる芝舞台がある。奏楽のなか染御供(そめごく)を捧げるなどの神事が行われ、引き続き15時30分頃から23時頃まで、神楽・東遊(あずまあそび)・細男・舞楽などが奉納される。 | |
14:30〜 | 稚児流鏑馬 (ちごやぶさめ) |
参道で行われる稚児による流鏑馬。 | |
23:00 | 還幸の儀 (かんこうのぎ) |
若宮神を18日午前0時前までにお旅所の行宮より若宮御本殿へお還しする行事。遷幸の儀と同じく大松明が道を清める。若宮で待ち受ける神人らによる待太鼓が鳴り響くなか、若宮神は本殿に鎮まる。その後、神楽殿で社伝神楽が奏せられる。 | |
2024年12月18日(水) | 13:00 | 奉納相撲 (ほうのうずもう) |
お旅所南側の特設土俵にて。 |
14:00 | 後宴能 (ごえんのう) |
お旅所芝舞台にて。 |
おん祭問い合わせ
春日若宮おん祭保存会事務局
0742-22-7788
アクセス
- お旅所
お旅所へは、JR・近鉄奈良駅から市内循環バス春日大社表参道下車徒歩すぐ - 春日大社(若宮)
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス春日大社表参道下車徒歩約10分 - お渡り式
興福寺発〜登大路〜油阪〜JR奈良駅〜興福寺〜一之鳥居〜お旅所のいずれでも見学可能
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