本ガイダンスは、地方自治体の交通政策に携わる方々が地域の交通計画を検討する際の参考に供するべく、有益な情報、ノウハウを提供することを目的としています。これまでに9巻が刊行されています(vol.5以降は全ページをPDF形式で閲覧できます)。
vol.1 多自然居住地域 の創造に資する異分野連携による新たな交通サービスの提供方策(1998)
中山間地域等の効率的な公共交通サービスの提供方策として、「異なった分野間での 交通サービスの連携方策(=異分野連携)」を提案。
全交通機関を対象とした全国レベルでの幹線旅客のデータについて、幹線旅客流動の 実態とデータの活用方法を紹介。
観光交通対策として、パーク&ライドや既存駐車場の活用、情報提供など既存の交通 施設を活用した手法をとりあげ、22の先進事例を紹介。
我が国の交通をとりまく現況・制度等を、「交通の現況」、「交通施設の現況」、 「交通整備の仕組み」の3章にわかりやすく整理したデータ集。
vol.5 中山間地域における小都市と周辺地域を結ぶ交通施策(2000)
自家用車への依存度が高い中山間地域における公共交通の確保方策について、先進事例を紹介し、住民アンケートに基づく施策を提案。またシンポジウム「中山間地域の高齢者等の交通を考える」の概要も収録。
交通に関する様々な課題について、各分野の専門家を招いた議論から、今後の交通施 策の方向性を提示。
vol.7 地域交通整備における多様な主体間の合意形成方策(2000)
TDM(交通需要マネジメント)を例にとり、関係者の合意形成を円滑に進めるためのノウハウ集。
vol.8 バリアフリーな街づくりの実現に向けた交通施設整備・交通サービス提供方策(2001)
高齢者・障害者等の移動の円滑化に向けてハード・ソフト両面からの対応方策について記した手引書
vol.9 活力ある地域方策の構築に向けた観光と交通に係る方策(2002)
交通整備と観光振興の相互作用を念頭において地域活性化に向けた諸施策を実施するための手引書